構想15年、試験栽培5年、おかむらさきを瀬戸内海の気候で育て続けてここまで来ました。全部書きますのでご覧あれ。
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2009年05月31日 (日) | 編集 |
6月が来てそこらじゅうの
イングリッシュラベンダーが次々と咲きます。

大鉢だろうが9㌢ポットだろうが
遠慮なく咲いてくれます。

こんなに伸びてこんなに暑いと
すぐに水が切れそうでしょう?

でも、ここで前にぶっかけた海水の
何かが効いているようで花穂はピンなのです。


ポット咲き
ポットはな

えーっと
ちゃんと育てていなければどうなるのでしょうねぇ。

毎年、春先にきちんと適量の肥料をやって
水を切らさぬよう、過湿にならぬよう管理して
秋か冬と花後には、きちんとせん定をして

めんどくさいからやめちゃったら
どうなるんでしょうね。


ほったらかし

おたぬきさまの言うとおり
母の日の残り物をそこらへんの土に植えて
石灰ふって外にほおり出しておく栽培方法です。

とにかく存在すら忘れていた、何年も前のことなので
どんなことしたかも思い出せません。

たぶん何もしなかったんでしょうがね。
水だけは隣の苗にかけたのが
偶然にもかかっていたようです。


ほったらかし2

肥料も石灰もやらずに
花は初夏に適当にぶった切っただけの
(水やりにじゃまだから)

草も抜いたことのない
もちろん植え替えもしない
名前も知らないイングリッシュラベンダーは


新芽

それなりに毎年咲くんですねぇ。

これだからラベンダーはおもしろくて
やめられません。
まだまだ秘密がありそうです。


つづく

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2009年06月01日 (月) | 編集 |
野草のごとく

その身は淡い淡い黄緑色で
その花は小さな小さな青いちびっ子で

ほったらかしラベンダーは今年も咲き始めました。

人はラベンダーを「育てる」というけれど
ほんとは何ができるんだろうと考えさせられる

むずかしたのしいこの子たちです。


ほったらかし

私はずーっと
足し算の園芸をやってきました。

この時は
この肥料をこう足して

ここは 
この農薬をこう足して

チッソだ、石灰だ、いやいやカリだと
言ってるうちに

この子らは毎年枯れずに咲いております。


はな

だからといって
「人はいらぬことをするな」という
無責任な答えだけは
さらさらする気はありません。


さっぱりわからんこの問いかけに
「まだ引き算があるんですぜぇ。」

白いトラ猫がにやりと笑って言いました。


しろとら1

カラスのエンドウと
田んぼに生える細葉の草と

そんなものが関係してる
皆さんの嫌いなややこしい話を始めましょうね。
あくまで仮説ですけど。


つづく

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2009年06月02日 (火) | 編集 |
土をね
調べたりするのです。

秘密はここにあると
思い込んだりするのです。

試薬と機械を使うと
何でもわかると思い込んだりするのです。


土

何年も植え替えをしない土は
カタバミやスミレの生える
強酸性になって


すみれ

あれれ
PHは7か8の中性かややアルカリ


ペーハー

ECは0.2くらいでやっぱり肥料なし (1000で割ります)
普通に植え付けるときには1.5くらい。


いーしー

弱アルカリの土にコケが生えて
カラスのえんどうが時期を過ぎて枯れています。

丈の短い細葉の草がたくさん生えて
地表をおおい隠しています。


こけ

水はいつでもたっぷりあって
石灰は最初にふってあり
土はピートモス主体の強酸性で

何年経ったかわからない。

ははん
これはね。


土2

草のおかげで地表がかくされて
微生物が活発に活動し

石灰もらってさらに活発になって
水はいつもたっぷりなので
嫌気性の発酵を続けたら

数年かけてピートモスがたい肥になったな。
ふーん、このくらい土があればできるわなぁ。


つち3

偶然にも
ラベンダーが好むPHになったというわけですか。
うそくさいですねぇ。

でも今年も咲きます。


くはなさ


さてさてここからは
カラスのえんどうの窒素固定作用が
その根の根粒菌が
なぜかそこにある光合成細菌がうんぬん


つづく
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6月に入りました。
今年もまたあの季節がやってまいりました。
今年もいろいろとやろうかと思って
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2009年06月03日 (水) | 編集 |
カラスのエンドウはマメ科の野草です。
こいつらは
春先にぐんぐん伸びて黒いさやに種をつけます。

種が熟してさやが弾けたら
ラベンダーが動き出す前に枯れていきます。

良い子ですねぇ。


えーっ、カラスのエンドウの写真がないので
にゃおんの写真でも

にゃおん

マメ科の植物は空中のチッソを固定するのです。
キューティーハニーです。
「空中元素固定装置=ハニーフラッシュ」なのです。

あなたの食べてる枝豆もソラマメもハニーなんです。


その根には根粒菌が寄生しているのです。
ドクターキンコンの名前で
微生物資材として販売されてましたね。
そいつの親戚です。


根粒菌の写真がないのでにゃおん

にゃーおん

カラスのエンドウがチッソを固定して
春先に枯れて草のマルチになって

落ちた種はほとんどが腐って肥料になって
ついでに枯れ枝がカリを少しだけ補充して

なんやかんやで、夏の日差しから土を守るのです。


やっぱり写真がないので
ふふん、冬に飛び込んできたこの子じゃ
ちゃんと放鳥しました

とり

水たまりができます。
夏の間、毎日毎日毎日毎日水をやるので
ぬるい水たまりが干からびずに続きます。

赤くなります。
この水たまりは赤い水たまりになります。

肥料分のない
ぬるいぬるい初夏の水たまりは
「光合成細菌」の繁殖する赤い水たまりになります。

ハウスの天井に溜まる赤い水たまりも同じです。
こいつらは光合成を助ける細菌です。
空中にたくさんいて、鉢の中に飛び込んでいきます。


光合成細菌の写真がないので
赤いものでも

あかいもの

生える草のほとんどは
田んぼに生える細い葉のもの。

チッソ不足で大きくなれません。
ラベンダーの株もとでおとなしく茂ります。

草の陰で株もとが涼しくなります。

こうして
このイングリッシュラベンダーは夏を越えていきます。


くさの

状況証拠はこんなものです。
こういうことで
このラベンダーは毎年咲いているのです。

理由は今のところあまりわかりません。
そのうちにビールをたくさん飲んでたら
はっはーんとわかることでしょう。


ほったらかしでも
イングリッシュラベンダーが
枯れずに毎年咲くということは

今までの栽培方法から
肥料を引き算しようぜというメッセージのような気がします。

今でもけっこう減らしているつもりですが
まだまだ新しい技術が
隠されているのでしょうねぇ。

ということでこの項は
未完です。


たぬきそん

眠い話をねぇ、あーぁ、ごくろさんだねぇ。
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さて
来週には田植えです。
そして、これから電光石火でラベンダーが咲いてゆきます。

おっさんは忙しくなります。
あははーっ、楽しいですねぇ。


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2010年06月10日 (木) | 編集 |
本当にずーっと
ほったらかしにしておいたこと。

去年の梅雨に大鉢に植え替えたお話

ほったらかしラベンダーのその後

「ふふん、都合が悪くなったことは
 隠しておくのではなかったのかな?」


きつね

これは君が生まれたころのお話。
私はずっと続けておるのだよ。

ほぉら


ほったらかし
2010_0610_151816-CIMG6820_convert_20100610183842.jpg

右はあの日に植え替えたロイヤルパープル
おかむらさきは別の場所にあります。

左はいつものほったらかしくん。
今年もちょろっと咲きまして。


大鉢

背の低い大きな鉢に
ラベンダーをゆったりと植えたらどうなるのか。

たぶん、露地植えのように大きな株となるのでは?

地温を下げるためにポットに日除けして
草のマルチで肥料なし。

有機石灰だけであれからほぼ一年
こうなりました。


ヒドコート

ついでに雨ざらしのヒドコートたち。
何のことはないのです。

肥料はやった覚えがないけれど
石灰は何回もふりました。

まぁ花穂の青きこと
いえいえ、紺色と呼ぶべきかな。
ハウスものとはちと違います。

「ほんでもな、これでできたら
 何でもできるんやで。」

化粧鉢では見えないことを
ただ黒いだけの大きなポットが教えてくれます。

私の頭の中では
どうやら答えが出たようです。

この土地ではイングリッシュラベンダーに
チッソ肥料はほとんど必要なし。

太陽と水と石灰と
ある時期のカリとそのための長い時間。

それだけでここまでは行けるようです。
あとのことは次の課題やな。

この項はまだ続くのですが
今回はこれまで。

ベランダガーデナーのみなさまにも
花穂が100本越えのラベンダーが見えてきたようです。

いつか誰かが
「やりましたぜい。」
そう誇らしげに答えてくれますように。

私の進む道とは少し違いますが
知らぬふりをする気は全然ないのでございます。

ほんとに誰かやりなはれ。


どこかへつづく

ロイヤル

来年は100本の花穂が立ちますように。

おかむらさきの大鉢はまた今度のお話ということで。

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