構想15年、試験栽培5年、おかむらさきを瀬戸内海の気候で育て続けてここまで来ました。全部書きますのでご覧あれ。
  • 04«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • »06
| Login |
2011年08月29日 (月) | 編集 |
園芸を本格的に仕事としたのが
30歳の時だった。

数年後ラベンダーに出会った。
そして
それを栽培するのが仕事となった。



あれから幾星霜
土の配合から始まり
病気、害虫、水やりの方法等
考えられることは全部やって来たのです。



それでも分からないことは多いのです。
50歳と半分を過ぎても
真夏になればこうやって枯らしております。

これは完全な水切れ
「うーん、水をかけるタンミングなんかな?」



そんなことを考えながら
真夏のハウスで水やりをしていたら
「あぁ、そうなんや」と



どうして街中の元どんごろすくんは
蒸れもしないのに
ハウスのポットたちは蒸れて枯れてしまうのか



病気でもない
虫でもダニでもない
水切れでもない(水が足りないのではないという意味)
それらのことは
もう見たら分かるようになったのに
それでも枯れる現実。

これは何なのか?
ずーっとずーっと考えてきた
底が丸見えの底無し沼
(結果は丸見えなのに原因が分からないあれやこれ)

それが突然
「あぁ、そうなんや」と頭の中でつながりました。
これで
おかむらさきが枯れる理由の
最後のページが埋まったようです。

つづく


にほんブログ村 花ブログ ハーブ園芸へ
にほんブログ村

感覚では理解出来ていても
それを文章として残そうとすると
何をどう書けばよいのか分からないこと

それが私の「底が丸見えの底無し沼」

それはもう理解することは無いと
とっくにあきらめておったのですが
毎日毎日
気温が38度湿度は70%以上の環境下でいたら
何と突然分かってしまったのです。

これを信じるかどうかは
お任せいたします。


スポンサーサイト
テーマ:樹木・花木
ジャンル:趣味・実用
2011年08月30日 (火) | 編集 |
底が丸見えの底無し沼の底は
足が着くと思って踏み込むと
どこまでも沈んでいくのですわ。

だからといって
「ここは危険」とずーっと眺めていても
真実にはたどり着かないのです。

おかむらさきは夏に枯れる
それは虫とダニ
疫病と過湿、それとも水切れ

いやいや
それだけではまだ半分やな。



5月に挿し木して6月に植えて



毎日の室温が38℃で湿度が70%でも
このくらいのことは出来るのです。

それは農薬であったり、水やりの技術であったり
(これは石灰ボルドーをぶっかけたラバンジン)

真夏のハウスで蒸れないように育てる
その方法はあるのですわ。



それでも
その中で例外を見つけるのです。
必ずそれはそこにある
該当する理由が無くて突然枯れるあれが。

これは何?



これやな、これ。




これが
底無し沼の答え。

この写真を見て何かが分かるようなら「プロ」なので
あなたは黙っていてくれますように。

探していたものは
毎年毎年見ていたことでした。
そしてそれは
土、肥料、害虫、ダニ、水やりのすべてにつながる
バイパスのごときもの

正しいと思っていたことが
本当は正反対の結果を生むこともある。

何とかしなければと思っていたことが
本当は正解を示していたりする。



これが正解
たぶんこれで良し。

答えは「根」にある
答えは「気温」にある
答えは「水」にある
そして最後のページはめくられる…

つづく



にほんブログ村 花ブログ ハーブ園芸へ
にほんブログ村

最近は次々と
正しく生きている女性たちを巻き込んで
「彼女たちのおかむらさき物語」が始まっているようです。

その中で
私には無い「正解」を示してくれた
実証して見せてくれたようですわ。

ありがとね、長野ラベンダーズかもちぃさま
それが最良の方法となるはずです。
たぶん


テーマ:樹木・花木
ジャンル:趣味・実用
2011年08月31日 (水) | 編集 |


真夏に育てたこのラバンジンは



地上部に比べて
極端に「根」が少ないのです。

それはなぜかと言えば



ラベンダーだろうが
ローズマリーだろうが



およそ植物というものは
水と太陽と適度な温度があれば
成長するのですわ。

肥料とは前にも書いたように
その時間を短縮するためのタイムマシン
それが無くても時間をかければ何とかなるのです。

それを利用しているのが
私のラベンダー栽培…
だと思っていたのですが

世の中はそれで済むほど甘くはないのです。

無肥料、石灰とカリ
それで初夏までは問題無しなのですが

初夏を越えて気温はさらに上がり
紫外線はさらに降り注ぐ
自然蒸発と植物の蒸散で
水はどんどん切れて行く。



当然のように水をやるのです。
ハウスだろうが田んぼだろうが
水切れすればラベンダーはすぐに枯れますから。



すると何が起こるのか?

成長するのです
暑いから「休みます」などとは言わずに
すくすくと育つのです。

するとまた水が切れる
当然のようにまた水をやる
さらにすくすくと育つ(今年は乾燥防止にカリまでやりました)

ここが問題なのですが
地上部ばかりが育つのです。
「根」は伸びない、育たない。
自分で吸わなくても何ぼでもおっさんがくれるのです。



これが樹木であるということ。
草花だったらとっくに根っこはぐるぐる巻きです。
(このローズマリーは植えてから2カ月経過でこれです)

この地上と地下で崩れたバランスのまま
何も無ければ枯れませんが
西日本の気候は許してはくれんのです。

かくして
水をたっぷりやった後に台風が来て
数日間過湿のままであったり
(根がたくさんあればどうにかなる場合もある)

朝早く水をやったのに
気温が高すぎて夕方には干からびたり
(根がたくさんあれば鉢の底の水分が吸える場合もある)

そしてたぶん
管理している本人はそれに気付くことが無い
ある日、突然それを見て
「うわっ、枯れとる」
昨日までは何ともなかったのに
(本当は昨日水切れしていても、ぱっと見ただけでは分からないものです)

それにあわてて水をやって
「白く」か「黒く」かに変色してから
ようやく気付くものなのですわ。



それを防ぐために
いろいろなことをやるのですが
(有機石灰とカリをふりまくとか、水切れさせないとか)

それをやると
やっぱり成長するのです。
新芽が伸びるのですわ
それは必ず「柔らかい」のです。

硬い新芽というものは
この真夏には存在しない
柔らかい新芽がそろそろと硬くなるのです。

そしてこの暑さはそれを許さない




この枝は昨日枯れました。
先週から「伸びてきたなぁ」と思っていたら
最近の高温にやられたようです。

真夏に水を切らせば枯れる
水をやれば伸びる
伸びたら伸びたで柔らかくなる
柔らかい新芽はすぐに焼けてしまう
それはまずいと水をかける
水をかけるとまた伸びる
根は仕事をしてくれない

その間にも虫とダニ、病気は襲ってきますで
最近は曇りのままで38℃以上
湿度はずーっと70%が続きます。

「そんなことは今さら言われんでも分かっておるわい」
分かっていても水はやるのです。
やらないわけにはいかない

うーん、やっぱり底が丸見えの底無し沼や。

つづく


にほんブログ村 花ブログ ハーブ園芸へ
にほんブログ村

さてどうする
ふーん、そこで戦うなということやね
テーマ:樹木・花木
ジャンル:趣味・実用
2011年09月02日 (金) | 編集 |
2011年9月2日でございます。
台風がまた頭の上を通り過ぎるのですわ。



今度の12号はご丁寧に
実家の田んぼと岡山のハウスの真上を
ものすごくゆっくりと移動しております。

遠くの地平線を見ると「うず」が見えておる。
強風と大雨が48時間ほど続くことでありましょう。

ついでにハウスは
ずーっと暗くてずーっと過湿。
これ以上の試練はなかなかないで、おかむらさきくん。



さて本題に戻りますか。
「ここで戦うな」とはどういうことか。

それは場所のことでもあり
季節のことでもあるのです。

全く打つ手がないということではありません。
「ここでこうやれば必ず失敗する」と分かっていれば
それなりに方法はあるものです。

それがこれ
同じハウスで同じ環境
徒長もしなければ蒸れもしない
あの街中おかむらさきと同じです。

これの育て方を
「道場おかむらさき」で始めようと思います。
今まで書き飛ばしてきたことの中に
それはあるのですが
ぶちぶちとこま切れのお話ばかり。

まず最初のうったてはこう…
続いてやるべきことはこうで
やってはいけないことはこう…
それを始めます。

興味のあるお人はもう少しお待ち下さい。
発送は西日本の常識として
台風の季節が過ぎてからとなります。


「そんなにもったいつけんな、おっさん」
うーん、確かそうやな。

それでは「打つ手」のヒントを
「場所」は
もっと北で育てろと言うのではありません。
長野のかもちぃさまのように
雨が降ったら暑かったら「鉢」ごと動かそう
鉢植えの長所はそこにあるのです。

「季節」は
一言でまとめるなら
成長のピークを真夏に持ってくるなということ。
どこかの誰かのように
6月に植え替えして蒸し暑いハウスに置くな
もしくはそれに近いことはするな

こればっかりはやってみて
もの凄く心が折れて
うんにゃ、それでもやめまへんと
開き直らないと分かりませんわ。

心が強いお人はお試しあれ。

そうすれば
底無し沼の取り扱い方が見えてきます。
ただし
見えるだけです。
真夏の徒長がどうにかなるということは
絶対にありませんで、ほんまに。

どこかにつづく

にほんブログ村 花ブログ ハーブ園芸へ
にほんブログ村


成長のピークをそこに持っていかない
つまり真夏はカチカチのままでいさせろ

その方法なら
「知っておるで」ということでございます。

追伸
台風が直撃です
この街のど真ん中を通ります
それはどういうことか知ってますか?

それはあれやろ、もの凄い被害が…
かつて同じコースを台風が通った時は
「眼」を抜けましたで
それは「無風」の時間。
人が思いもつかないことは
自然の中には結構あるものです。


テーマ:樹木・花木
ジャンル:趣味・実用