構想15年、試験栽培5年、おかむらさきを瀬戸内海の気候で育て続けてここまで来ました。全部書きますのでご覧あれ。
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2016年01月26日 (火) | 編集 |
10年はひと昔でございます。
2006年の冬に
休耕田でおかむらさきを植えた



まだフィルムの写真
まだ何も分かっていない頃



今より10歳若い私が
有機石灰を笑いながらふっている



初夏に
間違ったせん定をしている



今なら絶対にしないこと
肥料たっぷりのおかむらさき
それを自慢げに写真に撮っている

うーん
これを書き直しても
それだけのことや

今ならどうする
今の私なら
休耕田おかむらさきを
どう植えるのか
どう管理するのか

今現在やっていることも
どこかからの延長線上

まるっきり最初から
スタートするとしたら

私は何をどうするだろう

ラベンダーズ計画2016



あの日の私には戻れない

けれど
やるべきことは見えている

どうせ
しばらくは真冬の日々

今の私が
新しい休耕田を前にしたら
何をどうするのか
じっくりと
考えてみるのでございます。

つづく
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2016年02月01日 (月) | 編集 |
ラベンダーは過湿に弱い
という伝説があります。

確かに
ある条件下では
これが当てはまるのです
それは
チッソ、リン酸、カリが
土に含まれている場合

つまりは
草花、野菜の栽培用に
適量の肥料分がある土の場合ですわ

そんな土を過湿にすると
ラベンダーは成長が止まらなくなって
徒長し
(真冬は成長しませんが
春になって肥料が残っていると
15℃前後で疫病が発生しやすくなります〉

しかし
そんなことはもう心配しなくなりました

上記の法則を
逆手に取れば
こうなります。



これは
肥料分の残る畑を耕して
数日前に大雨が降った写真

1月の終わりの頃です。



長靴で入るとこうなりまして
立つことさえできない
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2016年02月02日 (火) | 編集 |
私は四半世紀ほど
苗屋をやっていますが

この方法では
苗としては正解

しかし
それを買って
どこかへ植えると
かなりの確率で枯らすことになる
た゛ろうなぁと
いうことが分かりました。



植物というものは
環境適応生物なのですわ

動物のように動けない代わりに
その環境に
ものすごい範囲で適応できる

外来の植物が
世界各地で大繁殖できる

動物に例えれば
人間以外には
ほぼ無理なことです。

だから
普通の草花とか野菜の場合

最初から
適温、程よい肥料分を与え
数か月ほど経過すると
それはそれは良い苗となります

そして
それを定植すると
数か月ほどで
美しい花が咲き
たわわに実がなる
もしくは
おいしい葉物野菜、地下茎の野菜が
収穫できるということです。

だからこそ
この方法では
ラベンダーが失敗するのです。



何故か?

野菜も草花も
その時点で栽培は終了
さっさと撤去して
次の作の用意をするか
畑を休ませる

ラベンダーはどうか
その一年は
そこから何年も続く
長い栽培計画の
序章に過ぎないのです。

この栽培方法は
稲作で言うところの
V字型栽培というやつです

初期栽培を旺盛にして
中期は押さえ気味
後半には
肥料、水管理によって
再び生育を旺盛とする

この方法がうまく行かない
ということで
故井原豊氏による
への字型栽培が登場したのです。

初期生育を押さえ
中期に肥料を効かせて
生育を旺盛させ
後半には肥料分を切る

この栽培方法によって
まずは
緻密な細胞を持つ
病気に負けない硬い体を作り

しっかりとした
土台の上に育つ
健全な稲を育てる

健全な稲には
たくさんの稲穂がなびく

そう
この方法を使おう

期間はちょっと違う
稲作は半年だけれど
ラベンダーは3年以上

ここで
お話を戻します

ラベンダーの苗は
V字型栽培では失敗する
苗で売る場合は正解
しかし
そこから先では失敗するのです



だから
露地栽培の場合は
最初の一年は硬く育てる

そのための無肥料
心配しなくても
ただの土の中には
微量のチッソ、リン酸、カリが含まれている

それだけを使う

すると
あることが分かるのです

無肥料の場合
水分は怖くない
過湿になってもチッソは溶けない

だから
大雨が降っても
何も心配しないでよい

硬い地面に無肥料であれば
過湿はそんなに怖くない

むしろ怖いとすれば…

つづく
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2016年02月04日 (木) | 編集 |
ラベンダーをやっていて
過湿で枯らした記憶は
無いような気がする

あるとすれば
植えたばかりの苗に
肥料をたくさん与え
水をたっぷりかけた後に

低温と日照不足によって
病気が蔓延したことくらいである。

反対に
水切れをして枯らした記憶は
数えきれないほどある

過湿で枯らす場合が1とすると
水切れで枯らす場合は100に近い



だから
最近は過湿には無頓着でございます。

何にも考えていない
要は
肥料分が無ければ
どんなどしゃ降りでも
チッソがバカ効きすることは無いのだから

硬い表皮を持つラベンダーなら
雨に負けたりはしないのですわ



それでは
硬い表皮とは何か

それは
柔らかい表皮の逆
そして
柔らかい表皮の作り方とは
適温にチッソ、リン酸、カリを効かせて
水を切らさずに管理する

すると植物は
大きくなり(成長もするがほぼ肥大する)

体が巨大化し
水が大量に必要となる

たくさんの水を吸い上げると
その中に溶け出した肥料分が
またまたラベンダーを肥大させる、徒長させる

この循環は
人の力では止められないので
強制的にブレーキをかける方法として
消石灰を大量にふりかける

あまりに若い苗は
この時点で水が抜け過ぎて
ご臨終となる

幸いに
生き残れた場合も

この時点で成長している箇所は
元に戻ることは無い

さらには
ここから無肥料に突入すると
徒長した枝に
硬い枝が付くことになる

この水管理は難しい
だから私はやりません

肥料と水切れはリンクする
あぁ恐ろしいことでございます。

つづく
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2016年02月08日 (月) | 編集 |
株間というのは
おかむらさきの株の間のことです

一株植えなら関係なし

二株以上の場合は
あくまでも自分の都合だけで
決めてしまいましょう。



私の場合は
現在100株を超えるおかむらさきを
管理しておりますが

この数になると
草取りは
とっくにあきらめるしかないのですわ

だから
私のやる草取りとは
おかむらさきの株から
20センチまでの草だけを取る



しかも
地面が乾くのを防ぐため
竹の破片を
たくさん敷き詰めているので

その場所からは草が生えない
すき間からだけは草が生える

だからその草だけを取る
これなら
100株あっても一時間で終わる



そして
この地面の草は
草刈り機で叩き切るのでございます。

最近は
株から遠い場所は
二枚刃でサクサクと切って
株の近くだけ
回転するローブで切るようにしている

ロープ式は
エンジンの回転を上げないと
うまく刈れないので
長時間続けると
かなりくたびれるのです。

これも自分の都合
これで良し

理想をいくら語っても
出来ないことはまず出来ない

自分がやるしかないことは
自分の力量の範囲でやる

もしかしたら
その経験の中から
新しい技術が生まれるかも知れない

それまで
自分の都合で考える

株間を間違えると
座る場所すら無くなる
草取りどころの話では無い

歩けること
座って草が取れること
自分の体と体力

それらをよーく考えて
株間だけは
自分の都合で決めましょう
後々のあれやこれのために
つづく
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