構想15年、試験栽培11年、おかむらさきを瀬戸内海の気候で育て続けてここまで来ました。全部書きますのでご覧あれ。
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2011年08月31日 (水) | 編集 |


真夏に育てたこのラバンジンは



地上部に比べて
極端に「根」が少ないのです。

それはなぜかと言えば



ラベンダーだろうが
ローズマリーだろうが



およそ植物というものは
水と太陽と適度な温度があれば
成長するのですわ。

肥料とは前にも書いたように
その時間を短縮するためのタイムマシン
それが無くても時間をかければ何とかなるのです。

それを利用しているのが
私のラベンダー栽培…
だと思っていたのですが

世の中はそれで済むほど甘くはないのです。

無肥料、石灰とカリ
それで初夏までは問題無しなのですが

初夏を越えて気温はさらに上がり
紫外線はさらに降り注ぐ
自然蒸発と植物の蒸散で
水はどんどん切れて行く。



当然のように水をやるのです。
ハウスだろうが田んぼだろうが
水切れすればラベンダーはすぐに枯れますから。



すると何が起こるのか?

成長するのです
暑いから「休みます」などとは言わずに
すくすくと育つのです。

するとまた水が切れる
当然のようにまた水をやる
さらにすくすくと育つ(今年は乾燥防止にカリまでやりました)

ここが問題なのですが
地上部ばかりが育つのです。
「根」は伸びない、育たない。
自分で吸わなくても何ぼでもおっさんがくれるのです。



これが樹木であるということ。
草花だったらとっくに根っこはぐるぐる巻きです。
(このローズマリーは植えてから2カ月経過でこれです)

この地上と地下で崩れたバランスのまま
何も無ければ枯れませんが
西日本の気候は許してはくれんのです。

かくして
水をたっぷりやった後に台風が来て
数日間過湿のままであったり
(根がたくさんあればどうにかなる場合もある)

朝早く水をやったのに
気温が高すぎて夕方には干からびたり
(根がたくさんあれば鉢の底の水分が吸える場合もある)

そしてたぶん
管理している本人はそれに気付くことが無い
ある日、突然それを見て
「うわっ、枯れとる」
昨日までは何ともなかったのに
(本当は昨日水切れしていても、ぱっと見ただけでは分からないものです)

それにあわてて水をやって
「白く」か「黒く」かに変色してから
ようやく気付くものなのですわ。



それを防ぐために
いろいろなことをやるのですが
(有機石灰とカリをふりまくとか、水切れさせないとか)

それをやると
やっぱり成長するのです。
新芽が伸びるのですわ
それは必ず「柔らかい」のです。

硬い新芽というものは
この真夏には存在しない
柔らかい新芽がそろそろと硬くなるのです。

そしてこの暑さはそれを許さない




この枝は昨日枯れました。
先週から「伸びてきたなぁ」と思っていたら
最近の高温にやられたようです。

真夏に水を切らせば枯れる
水をやれば伸びる
伸びたら伸びたで柔らかくなる
柔らかい新芽はすぐに焼けてしまう
それはまずいと水をかける
水をかけるとまた伸びる
根は仕事をしてくれない

その間にも虫とダニ、病気は襲ってきますで
最近は曇りのままで38℃以上
湿度はずーっと70%が続きます。

「そんなことは今さら言われんでも分かっておるわい」
分かっていても水はやるのです。
やらないわけにはいかない

うーん、やっぱり底が丸見えの底無し沼や。

つづく


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さてどうする
ふーん、そこで戦うなということやね
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テーマ:樹木・花木
ジャンル:趣味・実用
2011年08月30日 (火) | 編集 |
底が丸見えの底無し沼の底は
足が着くと思って踏み込むと
どこまでも沈んでいくのですわ。

だからといって
「ここは危険」とずーっと眺めていても
真実にはたどり着かないのです。

おかむらさきは夏に枯れる
それは虫とダニ
疫病と過湿、それとも水切れ

いやいや
それだけではまだ半分やな。



5月に挿し木して6月に植えて



毎日の室温が38℃で湿度が70%でも
このくらいのことは出来るのです。

それは農薬であったり、水やりの技術であったり
(これは石灰ボルドーをぶっかけたラバンジン)

真夏のハウスで蒸れないように育てる
その方法はあるのですわ。



それでも
その中で例外を見つけるのです。
必ずそれはそこにある
該当する理由が無くて突然枯れるあれが。

これは何?



これやな、これ。




これが
底無し沼の答え。

この写真を見て何かが分かるようなら「プロ」なので
あなたは黙っていてくれますように。

探していたものは
毎年毎年見ていたことでした。
そしてそれは
土、肥料、害虫、ダニ、水やりのすべてにつながる
バイパスのごときもの

正しいと思っていたことが
本当は正反対の結果を生むこともある。

何とかしなければと思っていたことが
本当は正解を示していたりする。



これが正解
たぶんこれで良し。

答えは「根」にある
答えは「気温」にある
答えは「水」にある
そして最後のページはめくられる…

つづく



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最近は次々と
正しく生きている女性たちを巻き込んで
「彼女たちのおかむらさき物語」が始まっているようです。

その中で
私には無い「正解」を示してくれた
実証して見せてくれたようですわ。

ありがとね、長野ラベンダーズかもちぃさま
それが最良の方法となるはずです。
たぶん


テーマ:樹木・花木
ジャンル:趣味・実用
2011年08月29日 (月) | 編集 |
園芸を本格的に仕事としたのが
30歳の時だった。

数年後ラベンダーに出会った。
そして
それを栽培するのが仕事となった。



あれから幾星霜
土の配合から始まり
病気、害虫、水やりの方法等
考えられることは全部やって来たのです。



それでも分からないことは多いのです。
50歳と半分を過ぎても
真夏になればこうやって枯らしております。

これは完全な水切れ
「うーん、水をかけるタンミングなんかな?」



そんなことを考えながら
真夏のハウスで水やりをしていたら
「あぁ、そうなんや」と



どうして街中の元どんごろすくんは
蒸れもしないのに
ハウスのポットたちは蒸れて枯れてしまうのか



病気でもない
虫でもダニでもない
水切れでもない(水が足りないのではないという意味)
それらのことは
もう見たら分かるようになったのに
それでも枯れる現実。

これは何なのか?
ずーっとずーっと考えてきた
底が丸見えの底無し沼
(結果は丸見えなのに原因が分からないあれやこれ)

それが突然
「あぁ、そうなんや」と頭の中でつながりました。
これで
おかむらさきが枯れる理由の
最後のページが埋まったようです。

つづく


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感覚では理解出来ていても
それを文章として残そうとすると
何をどう書けばよいのか分からないこと

それが私の「底が丸見えの底無し沼」

それはもう理解することは無いと
とっくにあきらめておったのですが
毎日毎日
気温が38度湿度は70%以上の環境下でいたら
何と突然分かってしまったのです。

これを信じるかどうかは
お任せいたします。


テーマ:樹木・花木
ジャンル:趣味・実用
2011年08月25日 (木) | 編集 |
花の後に
「間引きせん定」をしたのです。

そのまま真夏を通過中で
現在の姿はこれですわ。



雨上がりの濡れたおかむらさきくんは
枯れた黒い葉をまとっておりますが
そのうち落ちるはずなので気にはしないのです。




この黒い枝は「弱くて枯れた枝」と
開き直ってよし。

秋になって新芽が伸び始めたら
元から切ればよいのです。
そしたら8本くらいのタコ足となって
思っていたような株となるはず
ならんかったらそれもまたよしですわ。



翌朝、早くから日除けと段ポールの撤去です。



本日は良く晴れて真夏が戻ってきました。
日よけを取ったらラベンダー達はすぐに乾きまして





「勝手にタコ足」を披露しております。

およそ20~30本のタコ足となりまして
勝手に枯れるのやら
どんどん伸びるのやら
とっくに寝ているのやらさまざまです。

これを秋になって
もう一度間引きせん定したら
思っていたような株になることでしょう。




ほれっ、こんな株なら
どの枝を切れば良いのか
ちゃんと見えるのです。

去年のように手探りではなく
自分の眼で見て、考えて切れるのですわ。



大きいのも小さいのもあります。

思っていたような株も、残念な株も
今は何もしないでこのままです。

秋になったら次の展開が待っている



「何や、灰色で枯れとるように見えるで。」

いやいや
晩夏のラベンダーはこの色です。



あの街中おかむらさきと同じ顔



それが今度は50株やな、うん。

つづく

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追伸
この夏ももぐらがやって来ました。
また根がやられたかと思ったら
有機石灰をよけて通り過ぎたようです
めでたしめでたし


テーマ:樹木・花木
ジャンル:趣味・実用
2011年08月24日 (水) | 編集 |
2011年8月24日でございます。
今年の暑さも一段落したようなので
ここで日よけを撤去します。



瀬戸内海の空は
知らぬ間に「秋」の気配。
秋雨前線のすき間をついて
高く青い空が顔を出しました。



昼間の気温はまだまだ真夏日
32度というところでしょうが




季節はもう「ひのひかり」が
花を咲かせる頃となりました。



そろそろ日よけを取って



去年とはちょっと違う今年の雄姿を
残暑の炎天下にさらすのですわ。

最近はくもりばっかりなので
もう「秋」の対策を始めるのでございます。

つづく

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全国的に豪雨のようです。
雨避けをとっくに取っ払った私としては
心配の種は尽きないのですが
「まぁ生き残る奴は生き残るやろ」と
開き直っているのです。
テーマ:樹木・花木
ジャンル:趣味・実用
2011年08月22日 (月) | 編集 |
2011年8月22日でございます。
ダニに散々な目にあわされた
あの街中おかむらさきくんは



オルトラン+スミチオン攻撃が効いて
完全復活しております。



まったく伸びもしなければ
大きくもならない。

これこそが真夏のおかむらさき
水と有機石灰と塩化カリ
それ以外は必要なし。

大きくなるのは涼しくなってからでよし。



タコ足の先までも



株元の新芽までもがピンと立つ
触るとカチカチで造花のごとし。



それでも真ん中からも新芽がでました。



タコの足もこんなに太りまして



今年も夏越えに成功のようですわ。

実は今まで黙っていたのですが
このおかむらさきくんの向こうには
隣の部屋のクーラーの室外機がありまして

この夏はずーっと真横から熱風が
当たり続けていたのです。

それがダニの大発生の理由の一つ
それでも生き残るというか
全然気にもしないというのは
なかなか面白いのでございます。

これを一緒にやりませんかと
道場おかむらさきを始めようとしておるのです。
いざっ。

つづく


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これが鉢植えだったら
とっくにあきらめているはずですわ。

街中では
この「どんごろすで宅地に置く」というのが
一番簡単で強いのです。
テーマ:樹木・花木
ジャンル:趣味・実用
2011年08月19日 (金) | 編集 |
2011年8月19日でございます。
低気圧の前線が
たった今、頭の上を通り過ぎて行くようです。



この夕立が通り過ぎたら
北の高気圧が涼しさを運んで来るらしいのですわ。



そろそろ秋の気配やなと
おかむらさきのプラグ苗をピンセットで抜いてみたりすると



ふーん、わき芽が出たか。



根も底までぐるぐる巻きかな。



などと軽く考えて
「ふんふん、もう植えてやれいっ」と
盆前に植えてみたらやね



やっぱり枯れますで。

全体の4割ほど枯らしたら
「あほなことをしたなぁ」と
反省出来ます。

おかむらさきはラバンジンではない
鉢上げ、植え替えは9月まで待ちましょう。
ラバンジンでもそこそこ枯れますからね。

そして…



この夏を越えて
15㎝ポットのおかむらさきたちが
そろそろ動き始めました。

右端のものさしは40㎝
今週から芽の先が伸びようとしています。

さてここから
何がどうなるか、ご期待あれ。
彼女らが
道場おかむらさきの主役となります。

つづく



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週末にはHP版で
彼女らの写真を並べてみようかなと
うーん、ビールが過ぎなければ
やります

テーマ:樹木・花木
ジャンル:趣味・実用
2011年08月17日 (水) | 編集 |
今日は8月17日
あの胡瓜は
まだまだ元気です。


ひ孫の枝が伸びて
どんどん花が咲くのですわ。



こうしてこの胡瓜を眺めていると
「チッソ肥料はほんとに必要なのかな」と
考えてしまいます。



水しかやらんのに
最近は節間10㎝でこうやって実ります。



相も変わらず2本か3本ずつ
実りますわ。



本日も3本収穫です。
家庭菜園でやるなら
この方法がよいなぁ。

暑くなってからずーっと収穫できる
一度にたくさんは実らない
梅雨も台風も直撃したくせに
枯れもしないのですわ。

やったことは二つ
ポット苗に有機石灰をぱらり
ローズマリーの横に植えて塩化カリをちょっと。

支柱も肥料も何も無し
20㎝にならないうちに収穫する
おかげて毎日胡瓜をぽりぽり
病気も害虫も
たった1本では来ないようですなぁ。

さて
いつまで続くかお楽しみ。

つづく



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普通の胡瓜を這わせて育てると
孫枝くらいから
地面に接した節が根を出しますわ。

そしたらますます元気になりまして…
あぁおもしろいこと。
テーマ:樹木・花木
ジャンル:趣味・実用
2011年08月16日 (火) | 編集 |



この猛暑の中で
101ガーデンのラベンダー達は生き残っております。


ロイヤルパープルくんはまた咲いている



この株の中は



去年よりは蒸れていない
去年よりは太い枝が多い



この花の色は去年とは違う



ちょっとだけ水が切れてはいるけれど
全滅ではないのです。

草ぼうぼうでもないし
この後ですぐに夕立が来たし…

今年は101君が
「だーれもやってくれんから自分でやろう」と
頑張っているようですわ。
どうかこのまま生き残りますように。

有機石灰の真上に植え替えた結果は
どうやら「これ」のようです。

前回こそっと塩化カリを株元にばらまいておりました。
それも効いたらしいのぉ。



後はアンソニーパーカーセージが
元気に育ては良し。

この硬い乾いた土にラベンダーを植える
その限界を見せてくれるのが
ここなのです。

そういうわけで
私は101ガーデンに通うのでございます。

つづく


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西日本の夏
ラベンダーに必要なものは「水」
灼熱のカラカラ田んぼに
それはなかなか難しいのですわ。
テーマ:樹木・花木
ジャンル:趣味・実用
2011年08月15日 (月) | 編集 |
2011年8月13日でございます。
今年の実家の田んぼはちょっと違うで。

去年の「あれ」はもう無い
おととしの「あれ」も無い
今年は2006年の君たちが帰って来たのです。





タコ足にしないでも
このせん定(間引きせん定)なら
勝手にこうなるようです。



去年のあの「蒸れてどうしようもないあれ」は
もうこにはありませんわ。

今年の田んぼは
去年の「庭先おかむらさき」と同じ顔です。

自然にタコ足となって
このまま秋になったら枝が太っていくあれです。



もちろん全部がそうでは無し
全体の約1割が枯れましたわ。

それでもその理由が「見える」ようになりました。
これはダニではない
疫病でもない

これは「根」と「葉」のバランス
それが高温で崩れたというところ。

もう少し涼しければ枯れなかったとか
まぁそういうことですが
そんな言い訳はせんのです。

それよりも
それが勝手に口から
ぽんぽん出てくるようになったことが
今年の収穫です。

枯れた苗を見て
「ほうほう、これはあれやな」と
答えが見えるようになったようですわ。

よしよし、ここまで来たで。




今年はおまけ付きで
この暑いのにおかむらさきが咲いております。

うーん、3番花かな、これは。
そんなこともあるんやねぇ。



それではもう少し日除けして
秋からの君たちを楽しみに待ちましょう。



今度は秋に会いに行くので
もっとおもしろくなっておれよ。

つづく



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この枯れた株はどれも
植え替えた時に
「うわっ、根が少ないかこれっ」と思った奴と
せん定で
「うわっ、切るところが無い」と思った奴です。

そんな苗は植え替えてはいけない
やっぱりそこに
たどりつくようでございます。


テーマ:樹木・花木
ジャンル:趣味・実用
2011年08月12日 (金) | 編集 |
おかむらさきを西日本の気候で育てる
その前提条件として
「最高気温はせいぜい体温くらいやろ」と
勝手に思い込んでおったのですが

それを遥かに越える状況が
たまにやってくるのです。

最高気温が45度のハウスでは
おかむらさきだろうが
長崎ラベンダーだろうが
やることはたったひとつだけ



打ち水くらいではダメですな。
気温が下がる時間に
「これは火傷だと思え」と
葉っぱが冷えることを期待して



とにかく頭からぶっかける
過湿をどうのこうの言うておる場合では無し。

「冷さないといけない」
目的はそこだけにしましょ。



土がまだ湿っているからとか
きのう水やったしぃとか
そんなことは関係なし。

本日の気温が人が死ぬようなものだったら
とにかく夕方になったら
水をぶっかけて、たくさんぶっかけて
「ラベンダーを冷す」のです。

他に方法はありませんわ
そしたらたぶん
生き残る「部分」があります。

それに賭けるしかない
たくさんの水をぶっかけられて
この葉っぱたちは昨日よりは元気になったことやし

明日になって気温が下がったら
またいつもの君たちに戻れますようにと。

気温が45度になったら
弱い部分から枯れて行きます。
そんな時には何も考えないで
夕方に大量の水をぶっかけるのです。

つづく

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分かっていると思うけれど
最高気温がたったの36度くらいでは
「ただの水やり」に留めましょう。

そんなこと言うても
45度ってよく分からんしぃ

心配せんでもよろし
そんな気温はこの国ではハウスだけ
風呂とサウナにラベンダーは植えませんで。


テーマ:樹木・花木
ジャンル:趣味・実用
2011年08月11日 (木) | 編集 |
最高気温が36度くらいなら
有機石灰とかりで何とかなります。

45度くらいになると
今までとは全然違うことが始まります。
これですわ。



一番弱い枝から水が切れて枯れて行きます。
理由はいろいろあるのでしょうが
私なりに推測すると

①高温下では植物が気孔を閉じる。
 そのため蒸散によるクーラー機能が低下して
 柔らかい場所から煮えてしまうのではないか。

②高温下でダニが異常発生して
 柔らかい場所の水分を吸い尽くすのではないか。

③とにかく暑いので一番後から出た新芽が
  40度越えに耐え切れないのではないか。

うーん、こんなことが考えられますわ。



大鉢おかむらさきを7月後半になって
ちょっとだけせん定したら新芽が伸びて
この暑さで「そこ」だけ枯れました。



長崎ラベンダーくんも
7月後半になってから
この枝はいらないとせん定したところが
新芽が伸びてやっぱり枯れましたわ。

暑くなったら切るなというのは知っていたけれど
暑くなる頃に新芽が伸びるようなら
それも禁止事項のようです。

ということは
7月初旬が限界やな。
それも
全面丸刈りではなく「間引き」。



品種格差はあるでしょうが
ただめんどくさかったので何もしなかった
この「ロイヤルパープル」くんは
(枝数が少なかったので、タコ足のまま開花して花を切っただけ)

6月に出た新芽が元気で
その後には新芽の気配が無い。
ほうほう、これやな。
これを再現できれば何とかなるわけや。



しかしやね
今はとにかくこの現実を何とかせねばなりません。

このように…



これは8月11日現在の長崎ラベンダーとおかむらさき

45度で新芽がちりちりになった株の
生き残った枝たちです。

皆様はたぶん
生涯で経験することは無いと思いますが
最高気温が40度越えの時にやる
イングリッシュラベンダーの管理方法がこれです。

有機石灰をふる
カリをふる
日よけをする
水を切らさない
適正な時期に適正なせん定をする
ダニの駆除と疫病の予防

それ以外のことが
この45度の下では必要のようです。

それは「灯台もと暗し」というか
ここでそれかというやつでして…

つづく



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ダニ退治のオルトランが
柔らかい葉を焼くとか
カリが高温で
もの凄く効いてしまうとか
思いもしないことが起こるのです。

それでも秋になって
道場おかむらさきのステージに上がるのは
この猛暑を生き延びた株だけ

今はその選別中だと思えば
この試練は必要な修行ですわ、うん。
テーマ:樹木・花木
ジャンル:趣味・実用
2011年08月10日 (水) | 編集 |
今日は強行軍で
岡山~徳島間を往復したのですわ。

フェリーに乗ったら昨日からのニュースのままに



直島の隣、石島(いしま)が燃えています。
全島の70%が燃え尽きたようですが
海岸部に住む人たちは無事だったそうです。

この島は半分が岡山県、半分が香川県という
珍しい構成なのです。

この火を消すために
岡山、香川はもちろんのこと
徳島、高知のヘリコプターが活躍しております。

上空から水をかけるという
気の遠くなるような消火活動を
ずーっと続けてくれています。

ありがとうございます。
ご苦労様です、早く鎮火しますように。



そして瀬戸内は熱風が吹いて




真夏でございます。





徳島の海も本日はおとなしくて



特産のレンコンも青々と
(地方都市のど真ん中にこの光景があります)



もちろん金時芋も
(正確にはこれは松茂町産なので松茂美人
鳴門で育つと鳴門金時)



徳島空港のすぐ近くには
こんな風景がそこかしこに待っています。

私はといえば
いつものように夏は水やりです。

今年もいつものように
やっぱり非常にまずい展開となっておりますわ。



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勝手知ったるフェリーと
いつもの海でございます。

季節の風をお楽しみあれ
本日はむせるような熱風でしたわ。

テーマ:樹木・花木
ジャンル:趣味・実用
2011年08月09日 (火) | 編集 |
ようこそ猛暑ハウスラベンダーの世界へ
ここ岡山は「雨」を忘れました。

猛暑日と熱帯夜の続く
いつもの「夏」が戻って来たのです。



発表された最高気温は37度でも
ハウスの中はこれですわ。



長崎ラベンダー君の周りの気温と湿度は



昼前で43度かな、湿度は73%くらい。

うーん、じっとしていると
体中から汗が吹き出しまして
衣服というものがすべてぐしょぐしょになります。

ひっきりなしに目に入る汗が
このおっさんは辛くないのですが
それを拭き取るタオルが重くなりますで、ほんま。



最初は言い訳がましく
ラバンジンたちはいたって元気です。

白く見えるのは「石灰ボルドー」をぶっかけられたから。
そうでもしないと徒長が止まらん。



それでは「地温」を計りますで。
長崎ラベンダーくん



35度やな。



大鉢おかむらさき君は



ほぅ、32度やね。
土の容量で3度の差があるわけですわ。

これが鉢植えよりも
庭先おかむらさきが育てやすいという理由やね。

難易度で考えると
一番育てやすいのが「庭先おかむらさき」
二番目が「田んぼのおかむらさき」
とにかくむずかしいのが「鉢植えおかむらさき」
これが出来たら何でも出来ます、ほんまです。



そして現実は風雲急を告げて
長崎ラベンダー君から…
(これは8月3日)




そして8月9日
左端から…

うわっ、これは。

つづく



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来た来たいつもの夏が
こんなことであろうと覚悟していたけれど
実際にやってきたら
やっぱりはぁはぁ言うこの頃でございます。

テーマ:樹木・花木
ジャンル:趣味・実用
2011年08月08日 (月) | 編集 |
あの庭先おかむらさきの葉を
ルーペでじっくりと観察したら
やっぱり「ダニ」がおるのです。

うーん、まぁええかと慢心していたら
熱帯夜が7日続くのですわ。

「これはまずいで、枯らしてしまう。」
かくして前言はいとも簡単に撤回です。

「ダニは許すまじ、徹底的に駆除すべしぃっ。」



おぅっ、ここは「粘着くん」の出番か?
いやいやそれはちょっといかんで。
この35度の高温下では葉が焼けるやろな。



これ以上ダメージを与えたら
今の暑さに耐えられないかも知れん。

ここは夕方撒布の
オルトラン+スミチオンで一発で退治して
朝に水をぶっかけるという荒業で行くでぇ。



これは撒布前



これが散布後
何も変化無しやないか?
いやいや、見る人が見たら分かるのです。



もう数日経てば
新芽たちがぐぐんと上を向いて
古い葉が黄色くなって…

それはたった7日間のお話です。
観察して変化を見つけて
何らかの処理をして結果を確かめる。

1日遅れたら取り返しがつかないこともあります。
今回は何とか間に合ったようですが
教えられたことは多いのです。

日中の高温下でダニが発生するのではないらしい。
熱帯夜25℃以上(最近は27℃)で
あっという間に蔓延するようですわ。

うーん、猫も虫もダニも夜行性である
人が寝ている間にいきなり無茶苦茶をする
だから
見つけたら悩んでいる暇も考える余裕も無し。

ダニは駆除しないと
倍倍ゲームで増殖します。
それは1~2日のことでございます。

ラベンダーダニの見つけ方
くるくる巻く葉をルーペ(7倍くらい)で見る。
蜘蛛の糸のようなものが見えたらダニです。
この状態ならもの凄くいますので
すぐに駆除しましょ。

黒い点がぽつぽつ見えたら繁殖始めです。
たくさん見えたら末期です。
灰色でうぶ毛が生えているように見えたら
ダニはたぶんいません。

ルーペはダイソーさんで売ってます。
心配ならGO。

つづく



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そういうことでかもちぃ様
ダニがおったら退治しましょ。

明日は10倍になるかも知れない
そんな奴らなのです。
テーマ:樹木・花木
ジャンル:趣味・実用
2011年08月05日 (金) | 編集 |

長野のかもちぃ様がずーっと
観察日記を続けているのですわ。

その中で
葉っぱがこんなになって良いのか悪いのかと
悩んでいるようなので…



本日の岡山の物干し台の下です。

とにかく暑くて乾燥しております。
台風の東北にいるとこの「風」がやってきますわ。

熱風というやつですな、ひたすら水を飲むようになる「あれ」です。





そんな中でおかむらさきは
新芽をじっくりと育てつつも
その葉たちは役目を終えて、サヨナラしようとしております。

あの初夏の日に光合成をして株を守り抜いた葉っぱたち
もうチリチリとなっておりますわ
秋にはほろほろと散っていくことでありましょう。

「役目は終えたでおっさん、さらばじゃ」
というておるのでしょうか。



ほぅ、このインド綿の足ふきマットも
なかなか丈夫やないの。

盛り土が崩れるのを防ぐためと
単なる「見た目」が良くなるようにではあったけれど
防草と蒸散防止にはなるようです。

ということで
葉っぱはちりちりです。
ダニかも知れんけれど新芽たちが元気なら
それでええんやないかな。



つづく

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長野で岡山のキャプテンおっさんラベンダーのおかむらさきを育てているかもちぃ様のブログ
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2011年08月05日 (金) | 編集 |

人は万能ではないから「人」なのです。
雨と曇りが続いていたら
「ほぅ、これは過湿に注意して水は控えめやな」
それがこの月曜から 東風が吹く高温の瀬戸内となりまして
あっという間に…



プロがやってはいけないこと
「ただの水切れ」をやってしもうたのです。
この苗はまだ復活の余地があるのですが
もうぜったいに無理というのも
やってしまいましたわ、はははーっ。



葉の色が茶色になったら もうあきらめましょう。
こんな奴です。



ちょっと集めて見ました。
右上から
水切れしたけれど復活する余地のある苗
右下は
それより状態がまずい奴
その左隣は
先ほどのもうご臨終の苗
そしてその上が 失敗しなかった苗です。



この水切れというのは プロとしては恥ずかしいのですが
皆様が思っているよりは
かなり多くやらかしますで。

この苗に水やりの基準を合わせられない
多数決の理論がはたらくのです。

うーん、仕事はやはりめんどくさいのぉ。



ほれっ、水切れ株です。
株元も黒くない、病気ではないのですわ。

乾いて乾いてご臨終になる
そこへあわてて大量の水をかけると
「どうして枯れたらわからんやないの」

ずぶ濡れの枯れた苗を見て 誰もがそう思うのでございます。



ふふん、ほんとは9割ほどは「これ」です。
ラバンジンなら真夏でも何とかなります。

おかむらさきはこうは行きませんで。
成長速度が半分以下となりまして
さらにはとことこん過湿となります。

失敗は必ずある
反省はしても後悔はしない
枯れた苗に私ができることは無し。

「ほほぅ、この気温でこの風やな」
覚えておくわ、今度は負けませんで。

その積み重ねを覚えておくことだけが
明日のプロに続くのでございます。

つづく
2011年08月03日 (水) | 編集 |
あの胡瓜がいつまでも実るのです。


樹がまだまだ元気で
そのつるは孫のさらに先へ伸びます。



その葉は無チッソのくせに
そこそこのみどり色をして



ローズマリーに乗っかって
毎日その実がぶら下がるのです。



本日も4本収穫ですわ。
そろそろ食べきれなくなるなぁと
取れたてをぽりぽりやっていると
カリウムの補充が出来まして
熱中症の予防となります。

「ふーん、いつまで続くんやろうね」
この栽培方法なら
端境期(はざかいき)が無くなるんやろうかな。

つづく


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天気のお話を。

何年も前から思っていたのですが
東京のテレビ局から伝わる
当日の天気と気候が気になるのです。

今のことで言うと
雨が降って曇っていて、暑くない日が続く
それは先週の西日本のことやな。

気候が西から東へ移動する
最近はどちらも気温が高いので
先週の西日本の気候が
今週の東日本の気候ではないのかなと。

それでは関東の皆様
現在の西日本は「暑さ」が戻りまして
おまけに乾燥しています。

数日後にお確かめ下さい。
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2011年08月02日 (火) | 編集 |
今日は何のことかわからんお人もおるでしょう。
今まで信じていたことで
この夏になって初めて解ったことを
ここに訂正します。



真夏に「挿し木」をするには
オキシベロンは逆効果となりました。
酸が葉を焼くようですわ
ぼーっとして溶液に一時間ほど浸けていたら
こんなに焼けてしまいました。



今年は全くチッソ肥料を入れていないので
何となく「酸はいらんのとちゃうか」と
ほとんどの挿し木は「水」だけてやっておりました。

たまたま
硬いローズマリーを挿した時に
残ったオキシベロンの溶液にラベンダーを浸けたら
上記の写真となったのです。

うーん、気温やな水温か?
なかなかむずかしいやないか、ほんまに。



去年はダニに好きなようにされたローズマリー。
今年はそうは行くかと
最初からオルトランで防衛です。



それでも高温でびゅんびゅん伸びて
ふにゃふにゃとなるのです。

これを何とかせねばと思いついたのが…

知っている人には解かるともいます。
この「青」は何か?

「石灰ボルドー」をぶっかけたら
徒長は止まるようです。
病気の予防と石灰の補充
今年はこれでやってます。

それから
これが合法が違法かは知らんのですが

ダニと葉巻虫が同時に駆除できて
2週間はその状態を維持できる方法を
どうやら見つけました。

農薬のお話ですので
興味の無いお人は読み飛ばして下さい。

「嘘をつけ、おっさん」」と
プロの農家は言うでしょうなぁ。

単刀直入に書きますで。
オルトランとスミチオンを混ぜて散布すると
ダニと葉巻虫の類は全滅して
その効果は約2週間持続します。

リサージェンスはどうなのかと
今まで5回ほど続けましたが
効果に差は無いようです。
この農薬は
ホームセンターで一番安く手に入ります。
プロみたいに書くと
オルトランは
農薬の中では人体に優しい類ですわ。

これって真夏の農薬撒布には
なかなか良いのでございます。

農薬とは「食べる人」よりも「かける人」に効くのです。
高温下ではそれが顕著となります。

財布にも優しいとなりまして
それはそれで農薬メーカーさんに
「要らんことを書くな」と怒られそうです。

お困りのお人がおられましたら
一度おためし下さい。
びっくりしまっせ、ほんまにね。

つづく


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書かないだけで
それはそれはいろいろとやりますで。

失敗がほとんどやけれど
たまーにこうやって役に立つこともあります。
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2011年08月01日 (月) | 編集 |
土のお話はいろいろありますが
今回は「切り口」を変えた
知っているようでやった事は無いであろうお話を。


香川県でおかむらさきを咲かせる方法HP版

ここからさらに続きます、たぶん。

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