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構想15年、試験栽培17年、おかむらさきを瀬戸内海の気候で育て続けてここまで来ました。全部書きますのでご覧あれ。
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2011年08月05日 (金) | 編集 |

長野のかもちぃ様がずーっと
観察日記を続けているのですわ。

その中で
葉っぱがこんなになって良いのか悪いのかと
悩んでいるようなので…



本日の岡山の物干し台の下です。

とにかく暑くて乾燥しております。
台風の東北にいるとこの「風」がやってきますわ。

熱風というやつですな、ひたすら水を飲むようになる「あれ」です。





そんな中でおかむらさきは
新芽をじっくりと育てつつも
その葉たちは役目を終えて、サヨナラしようとしております。

あの初夏の日に光合成をして株を守り抜いた葉っぱたち
もうチリチリとなっておりますわ
秋にはほろほろと散っていくことでありましょう。

「役目は終えたでおっさん、さらばじゃ」
というておるのでしょうか。



ほぅ、このインド綿の足ふきマットも
なかなか丈夫やないの。

盛り土が崩れるのを防ぐためと
単なる「見た目」が良くなるようにではあったけれど
防草と蒸散防止にはなるようです。

ということで
葉っぱはちりちりです。
ダニかも知れんけれど新芽たちが元気なら
それでええんやないかな。



つづく

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長野で岡山のキャプテンおっさんラベンダーのおかむらさきを育てているかもちぃ様のブログ
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テーマ:樹木・花木
ジャンル:趣味・実用
2011年08月05日 (金) | 編集 |

人は万能ではないから「人」なのです。
雨と曇りが続いていたら
「ほぅ、これは過湿に注意して水は控えめやな」
それがこの月曜から 東風が吹く高温の瀬戸内となりまして
あっという間に…



プロがやってはいけないこと
「ただの水切れ」をやってしもうたのです。
この苗はまだ復活の余地があるのですが
もうぜったいに無理というのも
やってしまいましたわ、はははーっ。



葉の色が茶色になったら もうあきらめましょう。
こんな奴です。



ちょっと集めて見ました。
右上から
水切れしたけれど復活する余地のある苗
右下は
それより状態がまずい奴
その左隣は
先ほどのもうご臨終の苗
そしてその上が 失敗しなかった苗です。



この水切れというのは プロとしては恥ずかしいのですが
皆様が思っているよりは
かなり多くやらかしますで。

この苗に水やりの基準を合わせられない
多数決の理論がはたらくのです。

うーん、仕事はやはりめんどくさいのぉ。



ほれっ、水切れ株です。
株元も黒くない、病気ではないのですわ。

乾いて乾いてご臨終になる
そこへあわてて大量の水をかけると
「どうして枯れたらわからんやないの」

ずぶ濡れの枯れた苗を見て 誰もがそう思うのでございます。



ふふん、ほんとは9割ほどは「これ」です。
ラバンジンなら真夏でも何とかなります。

おかむらさきはこうは行きませんで。
成長速度が半分以下となりまして
さらにはとことこん過湿となります。

失敗は必ずある
反省はしても後悔はしない
枯れた苗に私ができることは無し。

「ほほぅ、この気温でこの風やな」
覚えておくわ、今度は負けませんで。

その積み重ねを覚えておくことだけが
明日のプロに続くのでございます。

つづく