構想15年、試験栽培11年、おかむらさきを瀬戸内海の気候で育て続けてここまで来ました。全部書きますのでご覧あれ。
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2014年01月30日 (木) | 編集 |


寒さで枯れるのを防ぐ方法は



ひとつだけではありません
たくさんあります。

まずは上記のように
花後のせん定だけにする
ただし、この方法は
真夏に枯れ込んでも秋に修正できません

それさえ乗り越えられたら
何も怖いものはありません。



ふたつめは
真夏に部分的に枯れてしまった場合

秋になって
いかにも見た目が悪いからと
枯れた部分だけを切り取ると

私の地方では
強せん定の効果として
12月末まで
新しい芽がぐんぐん伸びます。

そして大寒に枯れてしまう

それを防ぐ方法は
ただ暖めるのみ
切ってしまったら、絶対に大寒に冷さない

秋に枝を全部切って
新芽をやり直したい場合は
必ずあります、誰にもあります。

だから
それは間違いではない
それをやったらこれをやる必要がある
というだけのことです。

植物の環境適応力は
人の比ではありませんが

若い芽たちは
突然、強靭にはなれない
鍛えられて慣れる必要があるのですわ

それが真夏への長い日々
それが真冬への長い日々

それを乗り越えた枝たちは
夏も枯れない、冬も枯れない

そうではない枝達は枯れて行く
突然の暑さ寒さに枯れて行く

私が「苗を鍛える」と言うのは
この意味です。

それは突然の結果として
「おかむらさきが枯れた」のですが

実はその前に
鍛えたか、鍛えていないか
ひとつの季節の闘いがあるのです。

今の寒さで鍛えるから
春になって暴走しない

おかむらさきがちょっと赤くなって
ジッとしている今現在
ほんとは
無駄なことでは
ないのでございます。


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信じることは難しいけれど
覚えておくぐらいは出来ます

ぼーっとしていたらまたやりますで

季節と気温を
常に気にし続ける
一年も続ければ一生続きます、ほんまです。
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2014年01月28日 (火) | 編集 |

ラベンダーはせん定をする植物
枝ぶりを直したり
古い枝を切り込んだり

涼しくなった秋に
それをやりましょうと
世間様では、そうなっております。

寒い日が早く来る北の地方では
それを済ませればもう冬

せん定した枝は
そのまま春までジッとしていることでしょう。

ところがこちらでは
西日本の亜熱帯が続いている

12月の終わりまでは
ラベンダーの生育に
最も適しているかのような気候が続くのです。

かくして
この地方の秋のせん定は
新しい枝を伸ばすという
春先の成長を促すのでございます。

そして…



大寒にこうなります。

これは
真夏にちょっと枯れ込んだので
せん定して新芽を伸ばし
古い枝を切り落としたもの

これで四方にかっこよく
タコ足の基本となるだろうと
考えていたのですが



何のことはない
全部枯れました、寒いひと朝のことでした。

うーん
このせん定方法が使えないとなれば

枝の整理とかタコ足とか
全部無理ということになるのか


思ってしまうのですが

いやいや
そんなことはない
これは非常に簡単なことです。

こんなせん定となってしまったら
(けっこうなります、ほんまです)

暖めよう
暖めれば凍らない
それだけのことですわ

それも高温は必要無し
凍らなければよい

それは雪の中に埋めることと
同じなのかも知れんなぁ

新聞紙でも紙の箱でも
大寒の間だけ
防寒対策をすると良いのではないか

鉢植えなら
覚えていればすぐにできます
鉢植えなら…。

これが露地栽培になると
ちょっとめんどくさいのです

たくさんあると
さらにめんどくさい



ということで
段々畑組は
ほったらかしております。

ろーずまりあさま
ごぶさたしておりますが
道産子組の生き残りです。
ひと株枯らしてしまいまして
もうひと株はこちらに移植しました。



秋に切ると
余計に枯れるかも知れないので

せん定は「春」になって
新芽が動いてから

その時に切るのは
枯れた枝だけで

よほど混みあっている場所だけ
新芽を切る予定です。

そして
本気のせん定は
花を摘んだ一週間後

まだ猛暑前の
ギリギリの暑さの手前で
一発勝負

ここで決めてしまうのが
いちばん確実のようでございます。

詳細はまたその時にでも…

つづく
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段々畑組は
秋のせん定もしないでほったらかし

そのため
新しい細い枝は出ず
真夏に枯れた枝のままなのですわ

おばっちさまのハウス作戦は
冷たい風を防ぐのによろし
ビニール一枚で気温差は1℃くらい

三重のハウスなら3℃違うのでございます。
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2014年01月26日 (日) | 編集 |
2014年1月大寒の頃
ずーっと頭の片隅に引っ掛かっていた
「冬にラベンダーが枯れることもあります」

高知のおださまから
かつて質問されたことですわ。

そんなことは
理屈の上では無いはずなのでが
それはマイナス3℃程度でも
実際に起こるのでした。




これは現在の庭先おかむらさき
枯れる気配はありません

この状態では枯れないということでしょう。

それでは
どんなことが起これば
おかむらさきを含む
寒さに強いはずのラベンダーが
(ストエカスとかレースとかスイートと解かのお話ではありません)

寒さで枯れてしまうのか?




これです
この枝は先週まで元気だったはず

最近の寒さで
ある朝突然こうなりました。



同じ場所の隣りの苗は
こうして生き残っております。



ここは生き残り



ここなら枯れる

どういうことなのか
何年も解らなかったことが
何でもないことでピンと来ました

この苗は
ハウスの中のお話なのですわ
ある日
汲んでおいたバケツの水を
そのまま放置して帰ってしまい

毎朝
何となく眺めいたら
ある日の朝、薄氷が…

手ですくえないほどの薄い氷
約マイナス3℃という日に



枯れた苗は枯れた
生き残った苗は生き残った

さて
これは何?

答えは簡単
枝が凍って水が切れただけ

では
どうしてそんなことになるのか

それも
きわめて単純なことでございました



何年か過経過した
太い枝は凍らないらしい

そこから伸びた新芽も
短いものはやはり凍らないらしい



そして
一年坊主の枝は
こうして枯れる

細い枝はマイナス3℃でも凍るらしい
太い枝から伸びた長い新芽も
やはり枯れます

それでは
こんな枝を作らなければよいのか?

ところが
こんな枝を作らないということは
「せん定」の基本を
全部ひっくり返すということに
なるのでございます。

それは…

つづく

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2014年01月20日 (月) | 編集 |
大寒のおかむらさき
西日本の露地栽培の場合

その葉の色は
こうなっております。



先日植え替えた彼女達
うーん、シルバーや、シルバー
灰銀色というところか

完全凍結でこの色
これは枯れていないのですわ



これは「葉」が枯れた
葉っぱが枯れております。



それからこれは
その葉が枯れたので
こそげ落としてみたら枝だけになったもの

ということで
今の季節に白く細くなった葉は
「葉」が枯れました。

ここが難しいところ
「葉」は枯れた、もう戻らない
しかし
その枝は死んだのかどうか

人の眼では分からない
枯れたのか生きているのか
少なくとも今の私には
分かりません、ほんまです。



だから
今の時点では判断しない

春が来て新芽が出たら分かるのですから
自分が思っている部位よりも
はるか下から出るかも知れない
上かもしれん
全然ダメもあり
地表からたくさんというのも見たことあり

これは初夏前までの宿題
それから切っても
おつりが来ますので

今はじっと見ておきましょう
写真を撮り続けるというのも
大事なことです。

以前はレッドキャベツのような葉が
冬の色だと思っていたのですが

それは新芽が
がむしゃらに生き残ろうとしている色

真夏にちびちびと伸びた葉が
銀色に光り輝いている
そんな色が正解らしい

のでございます。

つづく

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現在の自分のラベンダー
はたして正しいのかどうか
枯れていないのかどうか

これは正常な葉と
枯れてはいない葉の様子です

そして
枯れた葉の枝は枯れていないかも知れないという
ますます分からない事実

枯れたのが分かるのは初夏
だから
むやみに切ると後悔します、ほんまです。
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2014年01月16日 (木) | 編集 |
続きまして2月のこと

最近は見なくなりましたが
寒い寒い大寒の頃
園芸店の店頭に
それはそれは美しい灰みどり色の
ラバンジンが並んでいたとしましょう。

ラベンダーは寒さに強い
これはさっそく買って植えようと
思ったとします

今の機会を逃したら
もう手に入らないかも知れない
見るからに立派な苗が
入荷仕立て、そこにある

それが真性ラベンダーでも同じ
ストエカスとかレース系なら
もっと悪い

これらは全部
加温した促成栽培ものです。

これを店頭に並べること自体が無理
すぐに葉色が赤くなります
そして
柔らかい土に肥料たっぷりで
水の管理に細心の注意を払い
過湿にならないように
プロが育てたもの

それを箱詰めして
園芸店に到着すると

その箱には
ほとんどの場合こう書いてあるのです。

到着したらすぐに箱を開けて
たっぷり灌水して下さい。

これは配送用に
なるべく水を切って箱詰めするという
生産者の基本なのですが

ラベンダーだけを
違う表記にするなどと
そんなことは出来ないからなのです。

もしそれを実行しても
園芸店のパートさんに
プロ並みの水管理をしろとは
言えるはずもない

かくして
何が起こるかというと
そのラベンダーは
並べられた園芸店の店頭で
いきなり過湿になる

そして低温にさらされる

根が白い一年坊主なら
この時点で葉が縮れて
数日でくたっ

「ふーん、そんな苗は買わんから
大丈夫や」

いやいや
最新入荷苗は美しいのですわ
それは前面に並ぶものです。
そして
入荷当日にそれらは売れて行く

そしてあなたは
それをさっそく植える

数日で葉が…

それでは
どうすればよいのか
買わないという手もあるのですが
それでは話にならん

ハウスものはハウスに戻す
数日だけ低温にさらされただけなら
まだ大丈夫

暖かい室内の明るい場所に置く
植え替えしないで
ポットのまま置く

暖かい場所なら
水が勝手に切れてくれるので
過湿になりにくい

置き肥があれば取り除き
一週間かけて
徐々に低温に慣らすと

その後の管理が楽になります。
植え替えはまだ早いので
水切れさせて枯らさないように
過湿にして枯らさないように

まぁ
5月頃までじーっと待つと
それはそれは硬くて良い苗となります。

ということで
2月3月4月に
促成栽培の若い苗を
鉢に植え替えて管理するのは
ほとんど無謀なことでございます。

無理なことはしない
5月になったら
いきなり簡単になりますから。


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低温には強いけれど
いきなり寒くなるのはダメ

「慣らし」が必要となるのでございます。
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2014年01月14日 (火) | 編集 |
小難しいことはたくさんある
めんどくさいけれど
その季節ごとにたくさんあります。

今までは
ざーっと流れとして書いてきたのですが

ここからは
私が知っている限りの
おかむらさきが枯れるポイントを
残しておこうと思います。

「ははん、あれやな」
「うわっ、知らんかった」

読み飛ばしてもよろし
いつかその日が来たら
分かるのでございます。

まずは…
現在は2014年1月
この時点で枯れるのは

①冬ごえ中の鉢
乾燥注意報を本気にしないで
水切れさせて枯らしてしまう
一日あれば十分です。
逆に
過湿で枯れることは無い
完全凍結でも笑っていればよろし
乾燥注意報が出たら
空気が水を奪うと思うこと。

②せん定をして
枯れた枝を全部切り取る
本当は枯れていないけれど
そんなことは分からないので
とりあえず切ると

蒸散のバランスが崩れる
春に出る新芽が多過ぎて
株が力尽きる

今はせん定しないで
新芽が出たら枯れ枝だけを切りましょう。

③寒くて水やりが減るので
ダニがいきなり大発生するが
(屋根の下のお話です)
まさかと思って放置してしまう

ルーペで葉先を観察
粘着くん一発で済むことです。

露地植えの場合
水切れする季節ではありませんが
北風が強い日などは
「危ないかな」と見に行くと
放置できる限界が分かってきます。

私の所では
経験がありませんが
霜柱で根が浮いて水切れというのも
「あり」です。
ただしそれは
秋植えの小さな苗の場合だけ
そんなことをしなければ
何の心配もありません。

ほぅ
一月だけでもあるもんやな
それからこれには
ハウス栽培は含まれません

そこまで入れたら
書き切れませんので。

つづく


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ラベンダーを枯らすことにおいて
誰にも負けるものでは無いと豪語する
この私がお勧めする
おかむらさきの枯らし方でございます

ウソだと思ったら
お試しあれ、責任は持ちません
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2014年01月08日 (水) | 編集 |
昨年から
「うーん、これは書けるような内容では無い」
というようなことを
こそこそとやっております。

どうして
こそこそしているのかというと
結果が分からない
もの凄く時間がかかりそうなので
という理由からでございます。

要は
うまく行ったらへへんと書こう
うまく行かなかったら書かん

書くかどうか
分からんことたち
ちょっとだけ…



セカンドステージ(NPOのホテル)の花壇
アンソニーとパイナップルセージに
こんな防寒対策をしました。
この1月2日のことですわ。

ここはかなり寒いので
これでも無理ならまた考えよう。



隣りに植えたおかむらさきたち
枯れていません、元気です。



続いて
完全無加温ハウスでおかむらさき挿し木
パーライトと赤玉土仕様で
湿度計を入れて
密閉挿しをやっております。

もう2カ月経過
まだ発根していないのがある
しかし
その挿し穂はくピンとして
元気なもの
まだまだ継続中です。

それから
写真がまだですが
違う名前の高分子ポリマーが
高知のおださまから手に入りまして

現在2種類の比較実験中
真夏に向けて
どう使えば良いのか
いろいろと試しております

とっくに失敗したことは
それなりの理由があるなら書こうかな

紙おむつの理屈で行くと
漏れたら困るのですわ

うーん
少しずつ漏れてくれたら
私はうれしいんやけどねぇ

考えます、試します。

ピンコロ石とか
団子植えとか
その他もいろいろありますが

とにかくいろいろやっております
いつの日か
お目にかかることもあるでしょう。

続くかもしれない

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何か琴線に触れたら
「これ書け、おっさん」と
リクエスト下されば

「へへっ、そうかそうか」と
書き始めるかも知れませんで、うん。
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2014年01月07日 (火) | 編集 |
たくさんの「あれ」や「これ」を
教えてもらった休耕田おかむらさき



ひとまず終了でございます。



波板を全部片付けて



植え床を崩すと
そこには「有機石灰」の層が残っている

石灰の流亡を防ぐという
宿題は
何とかなったようですわ。

これなら数年分を
最初に入れることも可能でしょう。



河川工事が終わったら
またここに植えようと思います。



それはおそらく
今年の5月になることでしょう。

ということで
植え床の土を端に寄せております
もうすぐ
ここを重機が通ります

とりあえずは
休耕田の試験栽培
これにてお終いでございます。

この項おわり

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植え替えるための株作り
方法としては成功
栽培技術はもう少しでしたわ

次の夏には
秘密兵器がたくさんあります
今から楽しみなこと、楽しみなこと
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2014年01月03日 (金) | 編集 |
年末の植え替えの続き



ではありません
雪が消えております。

ということで



2014年1月2日でございます。
お正月から良い天気の西日本
本日の土は凍結しておりません。



そこで朝の8時から
またまた植え替えをしております。



波板栽培を全部
植え替えしておるのです。

今回の栽培方法は
このように
めったに見られない「根」の伸び方を
きちんと見せてくれました。

おかむらさきの根は
まっすぐに下に伸びる
これを見れば
グネグネと曲がるのは
鉢栽培だからということが分かります。

そして
それは細い根がたくさん
それは株の外回りに多く
それは茶色である

根が白いのは
幼い苗の時だけだというのが
ここから分かります。






そして
さらによく観察すれば

「根」はまず横に伸びて
波板にぶつかり
それから下に向かっているようです。



ふんふん
これは右端の
真横に伸びた枝にご注目

この土のかたまりから
はみ出た枝先は
やはり枯れている



これは
まっすぐに伸びた上部が
いちばん高いところで枯れている

どうやら
根が張る範囲と
枝の生き残る範囲には
何か知らぬ法則があって

真夏の水切れの時に
それが発動し
法則に従って順番に枯れて行く
ということではないかな

漠然と考えていたことも
こうして観ると
ほぅと思えてくるのです。



今年もまた新しいことが
見つかることでありましょう。

とっくに慣れてしまった
真冬の植え替えをやりながら



楽しいお正月でございます。

つづく

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明けましておめでとうございます
今年も最初から
おかむらさきと向かい合っている
真冬の休耕田から
始まるのでございます。
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