構想15年、試験栽培11年、おかむらさきを瀬戸内海の気候で育て続けてここまで来ました。全部書きますのでご覧あれ。
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2015年02月27日 (金) | 編集 |
2015年2月末でございます。
ここまで読んで
「ははん、ということはやな」と
あることに気付く
誰かがいるかもしれない

「それではあれやな」
秋挿しを節間挿しでやって
加温栽培で育てると

同じことができるのと違うかなと
誰かの頭脳が
パパッとひらめくことでしょう。

これは半分だけ正しい
残りの半分は
冬場の日照不足と
15℃前後の一定の気温が
病気と徒長、軟化を呼ぶので

もしも側枝がちゃんと伸びても
水やりの時に
その重みで枝が折れる
というか枝がもげる

やはり真冬はジッと我慢
硬い細胞、硬い枝を作る必要があるのでございます。

それでは春に
節間挿しをやって
真夏の高温と日射を制御すれば
同じ事ができるのではないか

これもまた半分だけ正解
まず
春は挿し穂が取れない
そんなに長い節間は無いのですわ

あるのは
冬にジッと我慢して短く硬い芽
その下の節間はさらに短い

それを何とか挿し木にして
成功したとする

そして鉢上げしたら
やってくるのは夏ですわ

短い節間のままでは
高温多湿には耐えられない
まして
柔らかい枝がひょろひょろ伸びた頃
ダニも来るし
いも虫も来る

ということで
やはり真冬に挿し木というのが正解となります。

それでは
教科書通りに
真冬に加温して挿し木をする
それを加温して栽培すると
節間挿しは成功するのか

残念ながら
それもまた疫病とダニと徒長
これらと全力で戦うことになりまして

私にはもう無理ですわ
農薬撒布が続く日々
それで止まれば良いのでが
今度は農薬の酸性が
ラベンダーの葉を傷めるのです。

葉の先が
どんどん枯れるのは
葉の表面が痛むのは
冬なので
水やりの回数が少ないのに
農薬散布の回数は多い

定期的に酸性雨が
ラベンダーに降り注ぐと
いうことになるのです。

上記のことは
とりあえず経験済みなので
何も隠さず
そのまま書けるのですが

ここから先は
今からやろうとしていること

この「節間挿し」は
なかなか良いらしい

らしいけれど
私にはもう分かっていることがあります
それは
天芽が優先ということ

どんなに均一に8本の枝があったとしても
いちばん上が最優先なのは
絶対に間違いなし

これを人の力で制御するのですわ
あぁ、楽しみなことや

何か作戦は
あるのかというと

これがあるのですわ
ちょっと時間はかかるけれど
やるべきことはあるのでござます、おぅっ。

つづく

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いよいよ
わけが分からなくなってきたことでしょう
こうやって
時系列で整理すると
ははんとなりますが
私はリアルタイムで
すべての失敗を重ねて来ました
なかなか
きつかったですわ、うん
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2015年02月26日 (木) | 編集 |
春と秋は
西日本では湿度が高い
だから
普通に挿し木をして
普通の水管理をすると
普通に発根するのです。

そして
普通に枯れて行く
夏と冬に枯れて行く



そこで密閉挿しを始めたら


真冬に密閉挿しを始めたら
どうやら
うまくく行くらしいことが分かった




いつものように
短い挿し穂を作ってみたら
やっぱり短い苗ができて

「うーん、ここから始めたら
1年かかってようやく普通の苗やな」



そこで長い苗を作ってみた
「ほぅ、これなら半年分は得したかな」


思っていたら
左のような「節間挿し穂」も
うまく行くということが分かった



長い挿し穂を作ったとしても
どうせここから先は
せん定して側枝を伸ばすため

いつか切らなければならないのですわ

そして
その時までは
先端に栄養が集中する
先っぽが伸びて行く



同じように見えても
右の長い挿し穂は上部の葉が開いて
下の葉は閉じている

左節間挿し穂は
もう側枝がかなり開いている



ということは
ここから始められる

ふんふん
ここで1年ほど得したか



いやいや
どうやらこの節間挿しは
もう少し先へ行けるらしい



これはもしかしたら
せん定、整枝を
やらなくてもよいのではないのか

これは
最初から
きちんと整枝された
「8本仕立てタコ足仕様」なのではないのか

ほうほう
もしも本当にそうならば

「節間挿し穂越冬密閉挿し」は
せん定整枝のために切って
そこから再び伸ばして行く時間
その
約1年ほども得するかも知れない

合計2年
おかむらさきは3年目から
たくさんの花が咲く

ということは
ここから始めたら
1年頑張れば何とかなるのではないのか

なったら
おもしろいやろなぁ

ということを
今現在、こそっと試しておるのでございます、おぅっ。

つづく

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テーマ:樹木・花木
ジャンル:趣味・実用
2015年02月25日 (水) | 編集 |
せっかく挿し木に成功したのに
その後の低温で
地上部を枯らしてしまう

無加温栽培の場合
ここ西日本では
ハウス内でもこうなります。



プラグで残しても
鉢上げしても
どちらも同じ

「枯れたように見える」状態となりまして



春までこのままジッとしています。


ハウスの春はけっこう早い
密閉のままなら
2月の中旬で
最高気温が30℃越え
最低気温は2℃とか
そんな環境となります。

それは「春」と「初夏」が
一緒にやって来た状態

そこで何が起こるかというと



こんなことが始まります。

全部枯れたはずなのに
地下から出る新芽
まったくのやり直し

ほら
ここでやり直しということは
今までの苦労は全部無し

2月に新芽
ここから始めても
これが硬くなるのは初夏
大きく育つのは夏
苗らしくなるのは秋
でも
年輪が無いので
このままでは「冬に枯れる枝」となる
当然のように
加温しなければまたまた枯れる

そんな商売は出来ないので
プロは途中で「肥料」を使いまして

春に売れる苗を育てます。
売れる苗
もちろん見栄えの良い苗のことですわ

それのことはもう語りません
ご想像にお任せしますわ


やっぱり春の挿し木が良いのかなぁと
思ったりしても

今度は
「ダニ」「キノコバエ」「疫病」に加えて

高温と多湿が
挿し穂に襲いかかる

そして
それらを乗り越えて
無事に挿し木が成功したとしても

それから始まる真夏越えは
プロでも
「うーん、出来ることならやりたくないのぉ」
という
最悪の管理状態に
突入せざるを得ない

ほら
もう1年は損したで

では
どうすればよいというのか

それが分かれは苦労はしない
しないけれど
とりあえずここまでは分かったのでございます。

それは…


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真面目に考えるだけで
とにかくめんどくさいお話でございます
引っ張りますので
興味のあるお人は
お付き合いくださいませ

だからというて
もの凄い真実が登場する
わけではありませんのでご容赦を
2015年02月24日 (火) | 編集 |
2年得するとは何か?

それを説明するためには
「そもそも論」から
始める必要があります。


挿し木の方法の基本
これをきちんと守ると
プロでない場合には
こんなことが起こりますと
テーマ:樹木・花木
ジャンル:趣味・実用
2015年02月23日 (月) | 編集 |


節間の挿し穂が
いつも成功するのならば
おかむらさきの挿し木苗は



通常の苗よりも
約2年ほど先行することが
出来るかも知れない



挿し穂に最初から「天芽」が無い
これは何を意味するのかというと



初年度から
側枝が伸びるということ



いつものように
こんな苗から始めると
実際のお話
今年はこれがベストやなぁと
わくわくして期待しておったのですが



この左のような
節間苗が成功するのならば



今までやっていた工程を
2年分すっ飛ばして

いきなり「タコ足」から始められるとしたら

それはそれは
楽しいことなのでございます。

どういうことかと言うと…

つづく


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ぼけーっと考える
何か単純な作業をしながら
ひたすら、ぼけーっと考える

そしたら
あほみたいなことは
何ぼでも思いつく
そんなものでございますわ、うん。
2015年02月18日 (水) | 編集 |
草花の挿し木の場合
茎が木質化したといっても
樹木のようにカチカチにはならないので
そんなに気にしない

たくさん挿したければ
切り取った枝をどんどん切って挿す
少しだけで良ければ
とりあえず天芽を挿す
ということをしております。


これが樹木となると
ちょっとだけ違ってくる



天芽はその下よりも
とりあえずは柔らかい
そして
枝の節間は木質化しているので
とりあえず硬い

そこで
発根しやすい天芽を
挿し穂として利用する



というのが
世の中の基本らしい
私もそれをやってきましたわ

しかしながら
天芽挿しはちょっとだけ
もの足りないのです。

私の考えるおかむらさきには
天芽の柔らかさが邪魔

ここから鍛え始めると
タコ足経由から整枝、せん定
その後の大株に至るまでに
もの凄く時間がかかる
枯れることもいっぱいあるのです。

うーん
どうせなら最初から
太い枝を持つ
ごつい挿し穂が出来ないものか



ほぅ
出来るんや

越冬無加温ハウス密閉挿し
同じく100日経過で
節間挿し
成功でございます。

つづく


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コメントありがとうございます
私は普通のおっさんです
どなたで何でもコメントして下さい
お待ちしております、ほんとです。
2015年02月17日 (火) | 編集 |
挿し穂が最初から大きければ
発根した時点で
それは大きな苗となるのではないか

ということを
やってみたくて
今から100日前に
長さ20センチほどの
おかむらさきの枝を
パーライトに挿し木して

そのまま密閉し
湿度の管理を続けております。



ペットボトル組は
いつものように短い挿し穂を使用
こちらはとっくに発根して



こんなもの
まぁ
9センチポットに普通に植えられますわ



そしてこちらは
20センチ挿し穂組

これが発根するとこうなります。




ふーん
100日以上経過しました
真冬に密閉して湿度保持
凍結はしていないけれど
加温もしない

冷たすぎて雑菌が繁殖しない空間で
挿し穂はジッと我慢
やがて
挿し穂の体力は
徐々に使い尽されて
生きて行くのにギリギリの状態となる

「これは死ぬな」
おかむらさきは水を吸おうと
必死に発根するのでは無いのか

それがこんな根となるのかも知れない

柔らかい挿し木の土で
加温して発根した根は
白くてすーっと伸びて
とにかく細い

それと比べると
こちらは硬いパーライトの中を
無理やりに伸びて行く
発根しにくい状況の中を
下にあるであろう「水」を求めて
じわじわと伸びて行く

だから
グニャグニャの太い根が
たくさん出るのではないか



などということを
考えながら
またまたパーライトに埋めて行く

これを鉢上げするのは
もっともっと先のお話

そして
ここまでは普通の挿し木の
普通のお話の延長
今回の狙いはここではありません

天芽は予想できた
問題は「節間」挿し
果たしてそれは可能なのか

つづく


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やってみると分かることがある
これを春や秋にやっても
カビに負けて必ず腐る
真夏にやるともっと腐る

低温と湿度
それはラベンダーにとって鬼門だと思っていたけれど
どうやら逆だったらしい
おもしろいのぉっ、うんっ
2015年02月15日 (日) | 編集 |


2014年11月3日に始まった
無加温越冬パーライトおかむらさき挿し木



2015年2月14日
それは
当然のように
奇跡のように

始まったのでございます。

つづく


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お待たせしました
始まります

今年は挿し穂が
なかなか面白い
その根はさらに
ぞくぞくするほど楽しいのでございます。

2015年02月06日 (金) | 編集 |
2015年2月立春の頃でございます。
最近は「寒い」

無加温ハウスの挿し木おかむらさき
あれからまったく変化無し
むしろ
赤くなってしまいましたわ



パーライトの湿りぐあいと
挿し穂の乾燥だけが気になる日々

もう100日ほど経過しましたが
ただ「待つ」ことを実践しております。

前々年、前年の経験から
今年はどうしても
このまま春になると
どんなことが起こるのかを
知るためでございます。



だから
ひたすら観察あるのみ



ルーペの中で変化が始まるのを
ずーっと観ているこの頃

ブログが更新されないのは
ほんとに何も変化がないから

「うーん、何も変わらん」

思いつつも



どうやら変わったのは
私の眼らしい

去年までは
「これは枯れた」と捨てた苗を

今年の私は
「ほぅ、ここが生きておるわ」

どこをどう見たら
そんなことが言えるのか

いやいや
今年の私には見えている
この苗はまだ生きている

そして
挿し穂もまた生きている
100日経っても
湿度を保てたら生き延びる

明日からもまた
変化の無い日々が続くはず
止まったままの時間

今年の私のテーマはそれ
時が再び動くまでの長さと
それまでに起こるすべてのことたち

それを
飽きもせずに
ずーっと観ているのでございます。


つづく


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ルーペを覗く
ふんふん
新芽を探す
そうかそうか
すべては細胞の一つから始まる
だから大きな新芽は存在しないのだ
しかし
そんなものは絶対に見えない
けれど
いつの日か、必ず、おぅっ。