構想15年、試験栽培11年、おかむらさきを瀬戸内海の気候で育て続けてここまで来ました。全部書きますのでご覧あれ。
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2017年06月30日 (金) | 編集 |
2017年6月30日でございます。
庭先おかむらさきの葉が
黄色いなぁと



雨上がりを待って
観察しに行くと



ほら、やっぱり来た
雨が降らない
気温が高くない
という日々が続いたので



左半分がやられた
「ダニ」が繁殖しております。

ついでなので
ダニの判別方法を
お見せしましょうか。



まずは右半分
こちらは正常の葉



こちらは
ダニがいっぱいの左側

まずは黄色くなる
これは
ダニが汁を吸うので乾くから
それが進むと
葉が巻く、ねじれる

ここまで来ると
ルーペで見えます

葉の上の方
ダニがうじやうじゃおります。



それではダニ退治

ダニは薬がむずかしい
葉を食う虫の農薬は
ほとんど効果無し

ダニ専用の農薬は
価格が高い
ダニにかからなければ効かない
隠れている奴には
効果なしの場合が多い


私はどうするか?

オルトランの水和剤
粒剤は無理です
これを散布してお終い

ダニの適用は無いけれど
浸透移行性のあるオルトランは
隠れているダニも駆除します。

出来ないのは「卵」だけ
まぁ
全滅を期待しなければ
これで良い

大事なことは
早く発見し
さっさと駆除する

数日で数十倍に増えます
ご注意を

いいことばかりと
言うわけには
行かないものでございます。

つづく

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2017年06月27日 (火) | 編集 |
数年前から
休耕田の草は刈っております。

草取りはしない
ひたすら刈りこむ
と…



草の種類が替わって来ました。
田んぼの草から
畑、道端の草へ

具体的には
メヒシバのような葉の細い草から
オオバコのような葉の広い草へ



これを刈ると
もう昔のように
土が見えることも無し

さらには
休耕畑を刈り続けると



数年で
完全に「野芝」の群生地となりました。



これを
定期的に刈る

始めた頃は
草取りの省力化が
目的だったのですが

ここに至り
排水と保水の両立が
出来るようになりましたわ

どんな雨でも
ぬかるみにならない
雨の日でもそこへ歩いて行ける

干ばつが続いても
日除けと保水ができる

水はけがよく
水を保つ
そんな環境が
完成しつつあるのでしょう。



そして
株まわりの土も
全部隠しております。

太陽光線に当てるのは
地上部のみ

これも最初は
草が生えないようにと
始めたことですが

根の保護という意味では
大切なことだったようです。

こんな小さな苗を
ウォーターワークスを使ったとはいえ
植えてすぐに
3週間ほどの干ばつ

それでも生き残った
地温の上昇、乾燥を
防いでくれた
ということでしょう。

地表の被覆
これはすべての植物に
応用可能なことだと
思うのでございます。

つづく

昨晩のこと
現代農業様から
原稿執筆の依頼がありましたわ
うーん
久しぶりに石灰のお話しだ
何を書こうかのぉ



テーマ:樹木・花木
ジャンル:趣味・実用
2017年06月26日 (月) | 編集 |
今年の有機石灰は20グラム
これは
多いのか
少ないのか

梅雨時期なので
大雨が降ってよく効くと
想像して
少なめにしたつもりだったのです。



これは今年
花を咲かせない株です。

20グラムの有機石灰
徒長の気配は無し
微量のチッソながら
けっこう効いている

ということは
0グラムではダメだが
もう少し
少なくても良いのか?

何というても
今年の梅雨はカラ梅雨
大量の水で
チッソが溶け出すような天候では無い

それでもこれだ



こちらは最古の株
上土を交換して
バークたい肥と有機石灰を20グラムずつ入れた

うーん
これはこれで良いらしい

他の株は
花穂がぶっ倒れているのに
これだけは立っている
分からんなぁ

分からないけれど
去年よりも元気だ

この方法は間違っていなかったらしい

たまには成功する

それは
いくつになっても
楽しいものでございます。

つづく

次は地面の被覆だ


テーマ:樹木・花木
ジャンル:趣味・実用
2017年06月25日 (日) | 編集 |
2017年6月25日でございます。
休耕田おかむらさき
カラ梅雨で乾燥した日が続き
開花が遅れていたのですが



梅雨前線が上がり
いよいよ
本格的に「雨」です。

この雨の中で…



満開を過ぎていました。
2週間ほど見ていなかったので
まぁ仕方ないかな



うーん
はるか昔に見たような

久しぶりのびしょ濡れおかむらさき
このままでは
花の色も香りも抜けてしまうので

全部切って干しました
水が落ちるような花穂なので
カビが生える可能性あり
写真は成功したら公開ですわ。




雨の中で作業していたら
すっかり忘れていたのです。

「白い花はどこだった?
知らないうちに切ってしまったかな」

残念ながら行先不明となりました。
しかしながら
今年の「おさらい」は
その他のことを
いろいろと教えてくれたのですわ

つづく

テーマ:樹木・花木
ジャンル:趣味・実用
2017年06月21日 (水) | 編集 |
2017年6月18日に
花を切りましたわ。



10日以上楽しませて
いただきました。



今年の
花後の姿はというと

適度に
すき間がある

無肥料なので
とにかく硬い



このことで
せん定は簡単になりました。
まずは
この「細い枝」を元から切って



この太い枝は
先端を間引くだけ



花を切ったら
すぐにせん定して…

というのを
今年はちっょと休んでおります。

うーん
無肥料なので
徒長はしないはずだ

だったら
真夏にも蒸れないのではないのか

うまく行けば
細い枝は勝手に乾燥して
枯れんかなぁ

ということで
今年はこのまま放置します。

涼しくなったら切る
目標は「そこ」だ、おぅっ。

つづく

テーマ:樹木・花木
ジャンル:趣味・実用
2017年06月19日 (月) | 編集 |
2017年6月19日でございます。



去年の春
9センチポットのロシアンセージを
仕事場の農道に植えたのです。

今年はそれが
もう開花しております。



本当に今年は気候が味方だ

この地方で
ロシアンセージは
6月には咲かない

はずなのに
もう満開が近い



これが「花」ですわ
ロシアンセージの花は
不思議な咲き方をするのです。

ねじれて萌え上がるとでも
表現しましょうか



スカイブルーの空に向かって
スカイプルーの花が登っていく

その高さ
今年は2メートル越えだ

おかむらさきばかり
やっていると
挿し木が100%成功
1週間で発根
年に3回咲く
もの凄く成長が速いのに
徒長しない

そして「宿根」
この地方の冬なら越冬可能だ

うーん
ラベンダーはこうは行かない
ロシアンセージは
初心者にはお勧めのハーブです。

しかし
実際には
セージの仲間では無いので
セージの本には載っていないので
ご注意を



となりでは
チェリーセージが1メートルほどの高さで
咲いていて



さらにとなりでは
ラバンジンが
そろそろ開花ですわ。



これも
まったくの無肥料で
全然管理していない

昨年の夏に
草刈り機で刈り取ったのみ

まぁ
農道の管理とは
そんなものでございます。

つづ…かない
たまに見せる仕事場の風景です


テーマ:樹木・花木
ジャンル:趣味・実用
2017年06月15日 (木) | 編集 |
2017年6月15日でございます。
おかむらさきの鉢、苗箱栽培の続きです。



バーミキュライト、パーライト、ハイドロボールを
混ぜたものを「増し」ました。

3センチほどですわ。



株元の新芽が埋まった

これで新芽が枯れたら
「うん、こういうことはしてはいけない」と
勉強するのです。



こちらも3センチ埋めた
なかなかしっかりしてきました。



苗箱栽培にも3センチ



完全無肥料のまま
しっかりと育っていますわ

3センチ増しても
けっこう「姿」は変わるものでございます。

つづく

テーマ:樹木・花木
ジャンル:趣味・実用
2017年06月13日 (火) | 編集 |
2017年6月13日でございます。



今年の庭先おかむらさきは
花の寿命が長い

開花から10日以上過ぎても
まだまだしおれないのですわ



この間の大雨で
ベターっと倒れたのに
知らないうちにここまで復活した



これは何かと
よくよく考えたら

気候だ
朝晩が涼しくて
昼間は乾燥した強い日差し

暑い時間は少しだけ
湿度は低く
雨が降らない



これは「北国」の夏ではないのかなぁ

私は経験したことが無いけれど
天気予報では
見たことがある



だから
ラベンダーもセージも元気

ヨーロッパのような瀬戸内となりました。



ということで
今年は私の力では無い

気候が味方
それがずっと続いているのだ

左上に見えるのは
タイムの群生
これも蒸れること無し

何から何まで助けられて
今年は楽だなぁと
思っていたら…



実家の休耕田おかむらさき



まだ開花しないのです。

雨が降らない
気温が低い
空気が乾いている




だから
草刈りを半分にしたのです。

地表を出すのはまずい
まだまだ干ばつは続きそう



カラ梅雨だ
今年の瀬戸内はから梅雨

雨が降らないのに
花が咲くのだろうか?

水をやれたら
何とかなるのか?

実際には
水をやれないので
そんなことを考えても仕方ないのだ

梅雨なのに
雨が降って欲しい

今年は
そんな気候でございます。

つづく




テーマ:樹木・花木
ジャンル:趣味・実用
2017年06月11日 (日) | 編集 |
2017年6月11日でございます。



人は
経験を元にして
その時々の
答えを出していくのです。

だから
歳を経るごとに
分からないことは減っていく

しかし
予想外の事も
たまにはあるのですわ



休耕田おかむらさきくん
突然変異の花が
出ましたわ



分からない
何が起こったのか
分からない

白い蕾が…



ここにあります。

これは何色に咲くのか?

面白い
楽しいやないか

分からないことがまだまだある

なんと楽しい時代に
生きているのだろう

私は
ラベンダー使いである
絶対にこの答えを
出して見せる

おかむらさきとは
ここまで奥が深いのでございます。

つづく


テーマ:樹木・花木
ジャンル:趣味・実用
2017年06月09日 (金) | 編集 |
2017年6月8日でございます。

密閉挿しのおかむらさきは
すべて植え替えが終了

その総数は



後ろに見えるのが
前回植え替えしたもの
手前が今回植え替えたもの

合計は



180本
なかなかの数となりましたわ



一見すると
普通の苗ではない
様子となっております。

けれど
徒長はしていない

普通に伸びて硬いのです。



これでよし
株元がスカスカなのは気にしない

ここに5センチの用土が
重なって行くのだ



この黒い葉が枯れた場所は
もうすぐ用土に埋もれてしまう

そして
新しい根を茎から出すのです。

こうして
強い苗となってゆく
夏の間ずっと鍛えられて
太い枝を作ってゆく



その最初の出発点がここ

これから始める
ここから始まる

私は苗屋です
苗屋の常識としては
こんなことは異常なこと

けれども
苗として売るには未完でも
株を作る工程としては正しい



一年間我慢して
それが分かった



たどり着く場所はここだ



年輪のある硬い枝
株元から出る新芽

これを埋めてしまえば
良いのだろう

そうすれば
地表から何本もの枝が立つ
庭先おかむらさきのような
姿となる


思うのでございます。

つづく


テーマ:樹木・花木
ジャンル:趣味・実用
2017年06月08日 (木) | 編集 |
挿し木の次には
ポットで育苗というのが定説
私はそれが
気に入らなかったのです。



だから
苗箱で5センチの無機用土

密植で無肥料
これで真夏を超えて行く



80本ほど移植しました

この用土には
チッソも石灰も無し
厚さは5センチ

さて、どうなる

まずは
5センチしか厚みが無いので
すぐに乾く
当然のように水が切れる

ということで
絶対に過湿にはならないのだ

これが
ひとつめの理由

露地植えでは無いのだから
必ず
人の手で管理するということだ

だから
水は切らさなければ良い
5センチの厚みでは
少々のことでは
やり過ぎにならないのですわ



ふたつめの理由

水が切れるということは
蒸発していくということ

この時に起こるのが
気化熱で冷えるという現象だ

これを利用する

少ない用土に
何度も水をかけて蒸散させる

真夏になったら
この方法で冷やすのです

そして梅雨の対策
雨が続くと蒸散しない
大気の湿度が高いからだ

この時にも
5センチは役に立つ
余分な水は保てないのだ

雨が降ったら水をやらないだけで
過湿が防げる

これが
普通のポットなら
何日も湿ったままとなる

鉢植えには
鉢植えのルールがあるのだ

水は切れるように植えて
水が切れないように管理する

露地のように
保水性のある水はけの良い土を
作っても
土の量が少ないので
真夏の高温には耐えられない

鉢植えには
鉢植えのルールがある

5センチの用土で
育てると

いつの日にか
根が伸びて水が切れる時が来る



この鉢は
それが今日



だから
5センチに5センチを足す



水を吸う根は下に伸びる
肥料を吸う根は上に伸びる

ここで必要なのは
上に伸びる根



今年はこの方法で
真夏を超えて行こうとしております。

千葉のラベンダーズから
この現象に近い質問が届きました

「植え替えてから黄色くなる」
気温が低い場合は
チッソが効いていても徒長はしない

気温が高くなると
微量のチッソでも効いてしまう

植物の新芽は浅黄色だ
チッソが効いた新芽はこれの進化形

柔らかな黄色となる
野菜だったらおいしい色となります。

こればっかりは
やってみないと分からない

黄色くなったら
まだまだ土が濃いということ
何も入れなくても
チッソ分が含まれているのだ

ラベンダー使いは
それを引く

引いた用土で始める

鉢植えには
鉢植えのルールがある

西日本の瀬戸内では
おかむらさきに肥料は要らない

数年後には
必要かも知れないが
今は要らない

それを理解すれば
全ては動き始めるのでございます。

つづく

追伸
先ほど「現代農業」の編集様から
ラベンダーの石灰の件で
電話取材を受けておりました

あれから
かなり経過したので
石灰の使い方も
それなりに変化したことを
お答えしたら

長い長い電話となりましたわ

もの凄く専門的な話は
聞く方も大変なことでしょう

楽しくなってきましたわ
何か始まる予感が…


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2017年06月07日 (水) | 編集 |
おかむらさきの密閉挿しを
去年の10月から続けていました

挿し直すこと数回
そろそろ
気温が限界なので
完全に撤収となります。



4本発根
これでお終い



よくもよくも8カ月
生き残っていたものですわ。



それでは植え替え
挿し木に使用したパーライトに
バーミキュライトとハイドロボールを



投入して混ぜる
パーライトが
すでに湿っているので
よく混ざります
水は必要ない。



バーミキュライトは
普通の苗箱では
水をかけると流れてしまう

そこで
不織布の登場となります。



混ぜた時には
こんな感じですが



水をかけると
パーライトは浮き
ハイドロボールは沈み
バーミキュライトは下に行く

この厚さは5センチほど

深くないのです。



まずは
こちらから移植開始



今回も「無機」
そしてポットは使わない
土の厚さは5センチだけ

ここに
暑さ対策と過湿対策が
隠れているのでございます。

それは…

つづく

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2017年06月05日 (月) | 編集 |
2017年6月5日でございます。
さっそく訂正します
おかむらさきの満開は
さらに先がありました



満開は続いていたのですわ



気候がさらに
おかむらさきに味方をしている



朝が寒い
空気が乾燥している
最高気温が30℃に満たない
雨が降っても
長く続かない

おかげで
花が垂れない
花が曲がらない
花が一気に咲かない
花がなかなか終わらない



というわけで
色の濃い花がたくさん咲いて
長く続く



長年やっていると
こんな年もあるのです。

横浜も
なかなか楽しいらしい
世田谷も
ちゃんと
生き残っているらしい

今年は
ラベンダーの当たり年だ

恐ろしいほどの「青」
皆さんの所にも
届いていると良いなぁと
思うのでございます。

つづく


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2017年06月01日 (木) | 編集 |
2017年6月1日でございます。

何をもって
おかむらさきの満開を
宣言するのか

私はここです



親指のところ
先端の花が開いた

ラベンダーの花は
三つ子なのですわ

三つの花が一組で
真ん中がまず咲いて
下から上へ咲きあがる

次に両側の花が咲いて
またまた下から上に咲き上がる

だからといって
全部咲いてしまう頃には
最初の花がしおれている

ということで
私は今を「満開」としております。
勝手な宣言なので
本気にしないように



6月1日満開
毎年満開が早くなる



やはり
今年の花は紫が濃いなぁ



大阪の古参ラベンダーズより
便りが届きました

「送ってもらったおかむらさき
三年経過、元気です」

気が付けば
長い間やっております。

おだやかに花を見ることが
出来るようになるまで
何年かかったことでしょう。

とか言うていると
今年の夏は暑いらしい

またまた
悩むことがやってくる

よしよし
花が終われば「夏」だ
用意は出来ているぞ
今年は
「おさらい」の年でございます。

つづく
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