構想15年、試験栽培11年、おかむらさきを瀬戸内海の気候で育て続けてここまで来ました。全部書きますのでご覧あれ。
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2014年01月16日 (木) | 編集 |
続きまして2月のこと

最近は見なくなりましたが
寒い寒い大寒の頃
園芸店の店頭に
それはそれは美しい灰みどり色の
ラバンジンが並んでいたとしましょう。

ラベンダーは寒さに強い
これはさっそく買って植えようと
思ったとします

今の機会を逃したら
もう手に入らないかも知れない
見るからに立派な苗が
入荷仕立て、そこにある

それが真性ラベンダーでも同じ
ストエカスとかレース系なら
もっと悪い

これらは全部
加温した促成栽培ものです。

これを店頭に並べること自体が無理
すぐに葉色が赤くなります
そして
柔らかい土に肥料たっぷりで
水の管理に細心の注意を払い
過湿にならないように
プロが育てたもの

それを箱詰めして
園芸店に到着すると

その箱には
ほとんどの場合こう書いてあるのです。

到着したらすぐに箱を開けて
たっぷり灌水して下さい。

これは配送用に
なるべく水を切って箱詰めするという
生産者の基本なのですが

ラベンダーだけを
違う表記にするなどと
そんなことは出来ないからなのです。

もしそれを実行しても
園芸店のパートさんに
プロ並みの水管理をしろとは
言えるはずもない

かくして
何が起こるかというと
そのラベンダーは
並べられた園芸店の店頭で
いきなり過湿になる

そして低温にさらされる

根が白い一年坊主なら
この時点で葉が縮れて
数日でくたっ

「ふーん、そんな苗は買わんから
大丈夫や」

いやいや
最新入荷苗は美しいのですわ
それは前面に並ぶものです。
そして
入荷当日にそれらは売れて行く

そしてあなたは
それをさっそく植える

数日で葉が…

それでは
どうすればよいのか
買わないという手もあるのですが
それでは話にならん

ハウスものはハウスに戻す
数日だけ低温にさらされただけなら
まだ大丈夫

暖かい室内の明るい場所に置く
植え替えしないで
ポットのまま置く

暖かい場所なら
水が勝手に切れてくれるので
過湿になりにくい

置き肥があれば取り除き
一週間かけて
徐々に低温に慣らすと

その後の管理が楽になります。
植え替えはまだ早いので
水切れさせて枯らさないように
過湿にして枯らさないように

まぁ
5月頃までじーっと待つと
それはそれは硬くて良い苗となります。

ということで
2月3月4月に
促成栽培の若い苗を
鉢に植え替えて管理するのは
ほとんど無謀なことでございます。

無理なことはしない
5月になったら
いきなり簡単になりますから。


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低温には強いけれど
いきなり寒くなるのはダメ

「慣らし」が必要となるのでございます。
つづく
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ジャンル:趣味・実用
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