構想15年、試験栽培11年、おかむらさきを瀬戸内海の気候で育て続けてここまで来ました。全部書きますのでご覧あれ。
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2014年11月28日 (金) | 編集 |
ここまで書くと
聡明なお人は
「ははん、これの規模を拡大して
大量の挿し木を保湿すれば
強い根を持つ苗が大量生産できる」と
考えることでしょう
そして、やってしまうはず。

残念ながら
それは不可能、ほぼ出来ません
やったことのある奴が言うのですから
ウソではありません。

何が起こるか?

それはずいぶん後から解ったのですが
ひと言でまとめると

「気候の安定」
その空間が適度な湿度で安定するのです。

それで何が起こるのかというと
まず
挿し木の発根に非常に良い条件となり
保湿された挿し穂が
湿った葉のままでさっさと発根しようとする

そして
やっぱり加温した時と同じような
すぐ発根=根の本数が少ないけれどぐんぐん伸びる
状態となります。

それはそれで
普通の販売としては
文句無しなのですが

ここから
とんでもないことが始まるのですわ

気候が安定すると
(密閉空間が広いと温度湿度がけっこう安定する)

挿し木の発根に理想的な空間となる
そしてそれ以上に

カビが生えるのに最適な空間が
誕生するのでございます。


かくして
その空間はカビたらけとなり
それを防ぐために
殺菌剤をふりまくることとなる
それでも
私の経験からは
そのカビたちは決して止まらない
カビまくり、挿し木は腐りまくる

それが
広い密閉空間
人には管理できないものでございます。

ということで
密閉空間に必要なことは
狭いこと

狭いのですぐに乾く
カビが生えられない
狭いのですぐに冷える、高温になる
カビが生えづらい

ただし
発根も遅れます

発根しないこともある

その管理は
びっくりするほど難しい
けれど



私はこんな根が欲しい
そのためだけの
この「挿し木」でございます。

あれからもうひと月ほど経過しました
うーん
その他の発根は無し

こいつはなかなか手強い
とんでもないことに
首を突っ込んだようでございます、わははははーっ。

つづく


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私はいつも
やることが人と逆なのかも知れない
若き頃の経験
絶対の自信で始めたことは
全部大間違いだった、それを今書いている、、不思議やなぁ

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