構想15年、試験栽培11年、おかむらさきを瀬戸内海の気候で育て続けてここまで来ました。全部書きますのでご覧あれ。
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2016年02月02日 (火) | 編集 |
私は四半世紀ほど
苗屋をやっていますが

この方法では
苗としては正解

しかし
それを買って
どこかへ植えると
かなりの確率で枯らすことになる
た゛ろうなぁと
いうことが分かりました。



植物というものは
環境適応生物なのですわ

動物のように動けない代わりに
その環境に
ものすごい範囲で適応できる

外来の植物が
世界各地で大繁殖できる

動物に例えれば
人間以外には
ほぼ無理なことです。

だから
普通の草花とか野菜の場合

最初から
適温、程よい肥料分を与え
数か月ほど経過すると
それはそれは良い苗となります

そして
それを定植すると
数か月ほどで
美しい花が咲き
たわわに実がなる
もしくは
おいしい葉物野菜、地下茎の野菜が
収穫できるということです。

だからこそ
この方法では
ラベンダーが失敗するのです。



何故か?

野菜も草花も
その時点で栽培は終了
さっさと撤去して
次の作の用意をするか
畑を休ませる

ラベンダーはどうか
その一年は
そこから何年も続く
長い栽培計画の
序章に過ぎないのです。

この栽培方法は
稲作で言うところの
V字型栽培というやつです

初期栽培を旺盛にして
中期は押さえ気味
後半には
肥料、水管理によって
再び生育を旺盛とする

この方法がうまく行かない
ということで
故井原豊氏による
への字型栽培が登場したのです。

初期生育を押さえ
中期に肥料を効かせて
生育を旺盛させ
後半には肥料分を切る

この栽培方法によって
まずは
緻密な細胞を持つ
病気に負けない硬い体を作り

しっかりとした
土台の上に育つ
健全な稲を育てる

健全な稲には
たくさんの稲穂がなびく

そう
この方法を使おう

期間はちょっと違う
稲作は半年だけれど
ラベンダーは3年以上

ここで
お話を戻します

ラベンダーの苗は
V字型栽培では失敗する
苗で売る場合は正解
しかし
そこから先では失敗するのです



だから
露地栽培の場合は
最初の一年は硬く育てる

そのための無肥料
心配しなくても
ただの土の中には
微量のチッソ、リン酸、カリが含まれている

それだけを使う

すると
あることが分かるのです

無肥料の場合
水分は怖くない
過湿になってもチッソは溶けない

だから
大雨が降っても
何も心配しないでよい

硬い地面に無肥料であれば
過湿はそんなに怖くない

むしろ怖いとすれば…

つづく
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テーマ:樹木・花木
ジャンル:趣味・実用
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