構想15年、試験栽培11年、おかむらさきを瀬戸内海の気候で育て続けてここまで来ました。全部書きますのでご覧あれ。
| Login |
2016年05月30日 (月) | 編集 |


6月に
3年以上の枝を
10センチほどに切り詰めるとします。

どうなるか?

それは
ラベンダーの教科書にある
「バッサリ切り」せん定となりますわ

これをやると
短く切った一番太い枝が
強せん定となって
すくすくと成長する

そして
2年枝と1年枝
さらにはその年に伸びるはずの枝が
成長できない

さらに
太い枝から伸びる新芽は
強せん定のおかげで
その数が多い
このままでは真夏に
水が切れる

だからといって
その枝を間引くと
今度は「光合成」をする葉が
足りない



だから
6月にせん定したら
そのまま真夏を超えて
3月までじっと待つ

そして
真冬を超えたら
3年以上の枝を
3月に10センチほどに切る

すると
2年枝1年枝と0年枝は
その時点から
一番「力」の強かった4年枝よりも
成長が旺盛となる

成長する力が
そちらへ移り
すべての枝が
均一となるようだ

その証拠に
花の高さが



きちんと揃うのだ

4年枝も
3年枝も
2年枝も
1年枝も
0 年枝さえも
全部
同じ高さで咲く
倒れないで咲く

これを
ちょっと間違うと



このように
不規則に立つ上がる枝に
少しの花穂が立ち
雨が降ると倒れます。

この株は
もう少し切り詰めれば
良かった

そうすれば



花穂の高さは
こうして揃うのですわ

無駄なように見える
せん定の「保留期間」
そのことが
新しい枝の「力」となる

これが
「つながるせん定」
明日の枝を育てる方法

そして…



その時に切った
この枝たちこそが

あの密閉挿しの現在なのですわ

強い枝を切る
強い枝を挿す

60日で発根する
パーライトで鍛えて発根する

パーライトで発根すると
根が安定しないので
絡みつくような「根」が出る
水が
とんでもなく切れるので
弱い苗はすぐに枯れる

そして
いつものように
「鍛える苗」となる

ここから
半年後くらいに
休耕田に直接植えると

ほら
これですべてがつながった



これで良いらしい
これで行ける

無駄に思えるせん定方法は
力のある「挿し穂」を育てた

力のある挿し穂は
力のある苗となる

強い苗は枯れない
こんな苗が欲しかった

これで
すべてがつながる

休耕田おかむらさき
10年かかった

あぁ、まるで
昨日のことのように
あれほどの「考える日々」が懐かしい

今日まで
お付き合いいただいた
すべてのラベンダーズに
感謝します。

答えはここにありました
すべてのことは
つながったようです。

満開の花が咲く4年以上の株
挿し穂を取る瞬間
それは同じ時間の中にある
ひとつの工程の中にある

繰り返すことが可能な
「おかむらさきの栽培方法」の中にあるので
ございます。

乾杯しよう
ここに完結
香川県でおかむらさきを咲かせる方法

長い間
ありがとうございました

今年の花は



おだやかに
咲き誇る彼女たちの姿を

私は笑って眺めるはず
もう
何の心配も無い



今年もブラシの樹から始まる
あの6月が
来たのでございます。

この項終わり



休耕田はこれで良し
私は次へ進もう

それは
未だ未開の…
スポンサーサイト
テーマ:樹木・花木
ジャンル:趣味・実用
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック