構想15年、試験栽培11年、おかむらさきを瀬戸内海の気候で育て続けてここまで来ました。全部書きますのでご覧あれ。
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2017年05月29日 (月) | 編集 |
2017年5月28日でございます。
今週も理由があって
実家の休耕田に立っております。



今年は菜種梅雨が無かった
本格的な梅雨はまだ来ない

強い日差しと
30℃に届かない適温が続いています。

ということで



おかむらさきの調子が良いのですわ。



直径40センチの株が
たくさんの花穂を立てております。

今年は気候に助けられている
だからといって
危ない株も放置するというわけにはいかん



今年は
これが気になるのです。



こうやれば良いのではないか

ハサミを手に開花前せん定は
続くのでございます。



何をしているのかというと
花穂の高さを
揃えている

背の高い花穂を
切って歩いているのですわ

経験から分かるのですが
背の高い花穂は太く大きい

その花は見事に咲きよく香る

そして
自らの重みで倒れて折れる

何よりも困るのは
大きな花を咲かせるので
「株の力」が
そのために使われる

葉を作る力が足りなくなる



だから
今年植え替えた株
調子の悪い株
バランスの悪い咲き方の株

そんな株の花穂を
片っ端から切っているのです。



それから
ちっょと分かりづらいのですが

何らかの理由で
細い枝がたくさん立ち
太い枝が見当たらない
そして
そのすべての枝に花穂が立つ株が
たまに存在します。

これを全部咲かせると
それはそれは見事なのですが

花後のせん定をすると
花に栄養が行ってしまい
葉を作る力が残らない

結果として
葉の無いスカスカの株となり
真夏の日差しで干からびる
という結末となります。

これを
予防するために

たくさんの花穂を
背の高い順に間引くのです

すると
背の高い花穂は
力の強い枝に付くものなので
意識しないでも
強い枝を残せるのですわ。

もしも
全体の半分ほど切ったら
葉を作る枝が半分育ち
花を咲かせる枝が半分育つ

これが花の後なら
力尽きているかも知れないが
今はまだ5月
まだまだ気候は葉作りに優しい

さらには
花の数が半分になったことで
ひとつひとつの花には
栄養が二倍

大きく育った花を切ったら
咲かせなかった枝が
しっかりと葉を育てている
ということに

なったら良いなぁと
ハサミを持ってうろついている
休耕田の午後でございます。

つづく


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テーマ:樹木・花木
ジャンル:趣味・実用
コメント
この記事へのコメント
勉強になります!
こんにちは。
5/29の記事、勉強になりました!
うちではレースラベンダー以外そこまで花穂をつけさけたことがないので(その前に枯れてしまってた)経験はありませんが、おっしゃる理由は分かりました。
一度貴ブログを最初から読んでみたいと思います!
2017/05/30(Tue) 11:22 | URL  | アカシック生活 #L9FLFt/w[ 編集]
ようこそアカシック生活様

これは
苗の生産者が普通にやっていることなのですが
花が惜しくて今までやっていなかったことです

生き残れば翌年も花は咲く
そんなことが分からないのが
園芸の楽しいところなのでしょう

2017/05/30(Tue) 20:55 | URL  | おっさんラベンダー #-[ 編集]
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