構想15年、試験栽培11年、おかむらさきを瀬戸内海の気候で育て続けてここまで来ました。全部書きますのでご覧あれ。
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2011年08月31日 (水) | 編集 |


真夏に育てたこのラバンジンは



地上部に比べて
極端に「根」が少ないのです。

それはなぜかと言えば



ラベンダーだろうが
ローズマリーだろうが



およそ植物というものは
水と太陽と適度な温度があれば
成長するのですわ。

肥料とは前にも書いたように
その時間を短縮するためのタイムマシン
それが無くても時間をかければ何とかなるのです。

それを利用しているのが
私のラベンダー栽培…
だと思っていたのですが

世の中はそれで済むほど甘くはないのです。

無肥料、石灰とカリ
それで初夏までは問題無しなのですが

初夏を越えて気温はさらに上がり
紫外線はさらに降り注ぐ
自然蒸発と植物の蒸散で
水はどんどん切れて行く。



当然のように水をやるのです。
ハウスだろうが田んぼだろうが
水切れすればラベンダーはすぐに枯れますから。



すると何が起こるのか?

成長するのです
暑いから「休みます」などとは言わずに
すくすくと育つのです。

するとまた水が切れる
当然のようにまた水をやる
さらにすくすくと育つ(今年は乾燥防止にカリまでやりました)

ここが問題なのですが
地上部ばかりが育つのです。
「根」は伸びない、育たない。
自分で吸わなくても何ぼでもおっさんがくれるのです。



これが樹木であるということ。
草花だったらとっくに根っこはぐるぐる巻きです。
(このローズマリーは植えてから2カ月経過でこれです)

この地上と地下で崩れたバランスのまま
何も無ければ枯れませんが
西日本の気候は許してはくれんのです。

かくして
水をたっぷりやった後に台風が来て
数日間過湿のままであったり
(根がたくさんあればどうにかなる場合もある)

朝早く水をやったのに
気温が高すぎて夕方には干からびたり
(根がたくさんあれば鉢の底の水分が吸える場合もある)

そしてたぶん
管理している本人はそれに気付くことが無い
ある日、突然それを見て
「うわっ、枯れとる」
昨日までは何ともなかったのに
(本当は昨日水切れしていても、ぱっと見ただけでは分からないものです)

それにあわてて水をやって
「白く」か「黒く」かに変色してから
ようやく気付くものなのですわ。



それを防ぐために
いろいろなことをやるのですが
(有機石灰とカリをふりまくとか、水切れさせないとか)

それをやると
やっぱり成長するのです。
新芽が伸びるのですわ
それは必ず「柔らかい」のです。

硬い新芽というものは
この真夏には存在しない
柔らかい新芽がそろそろと硬くなるのです。

そしてこの暑さはそれを許さない




この枝は昨日枯れました。
先週から「伸びてきたなぁ」と思っていたら
最近の高温にやられたようです。

真夏に水を切らせば枯れる
水をやれば伸びる
伸びたら伸びたで柔らかくなる
柔らかい新芽はすぐに焼けてしまう
それはまずいと水をかける
水をかけるとまた伸びる
根は仕事をしてくれない

その間にも虫とダニ、病気は襲ってきますで
最近は曇りのままで38℃以上
湿度はずーっと70%が続きます。

「そんなことは今さら言われんでも分かっておるわい」
分かっていても水はやるのです。
やらないわけにはいかない

うーん、やっぱり底が丸見えの底無し沼や。

つづく


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さてどうする
ふーん、そこで戦うなということやね
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コメント
この記事へのコメント
こんにちは。
これは確かに覚えがありますね。
ローズマリーでもこういうのがありました。希少種で。。。
勿論、ラベンダーの方が圧倒的に多かったのですけどね。
私はこれのおかげで、夏に挿し芽するのは止め、冬場に
集中させましたが、業者の方々はそうはいかんのでしょうね。。。
2011/09/02(Fri) 11:22 | URL  | LaceyBlue #-[ 編集]
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