構想15年、試験栽培5年、おかむらさきを瀬戸内海の気候で育て続けてここまで来ました。全部書きますのでご覧あれ。
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2017年03月20日 (月) | 編集 |
2017年3月19日でございます。
休耕田密閉挿し
まだまだ続いております。



そろそろ
ここ讃岐の中山間地にも
タンポポが咲く季節



前回に続き
挿し木を引っこ抜いて
発根を確かめます

でも
片っ端からやってしまうと
それはそれでまずいので

今回は10本やりますわ



くじ引きのようなものやな
「これか」と思うものを抜く



今回は「色」が変化した
赤かったものが少しだけ灰色に戻った



密閉空間には
水が溜まるのです。

前回よりもかなり多い
ということは
パーライトの水分が減っている

補給しました。




まずひとつ
発根を確認しました



さらにふたつめ

今回は2本を確認でございます。



そろそろ
最終段階なのでしょう。

ここから
どんどん発根して行くのか
それとも
選ばれた者だけが発根するのか

前回発根した挿し穂は
もう抜けませんでした。

これが「鍛える」ということ
ハウスでプラグ栽培なら
なんぼでも抜ける
スポンスポン抜けますわ

休耕田密閉挿し木
次が最終報告となります。

ならなければ
ごめんなさい

「強く鍛えた苗」は
育ちつつあるのでございます。

つづく


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2017年04月03日 (月) | 編集 |
2017年4月2日でございます。
休耕田おかむらさき
密閉挿し
もう気候的に限界です。



最高気温が20℃に
届くようになりました。



このままでは
熱で枯れてしまう心配があるので
本日で終了します。



全部
抜いていきます。





35本
全体の1割ほどが発根しました。

もう2週間ほど我慢できれば
かなり増えるはずですが
この場所ではもう限界ですわ



植え直して



休耕田密閉挿しは
本日で撤去します。




さて
抜き取ったおかむらさきは
また゛
発根の可能性があるので
捨てたりはしないのですわ

つづく




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2017年04月05日 (水) | 編集 |
春だ
全ての植物を植える季節だ
さぁ今年も悩もう

それはどんな土に植える?



私はずっと間違っている
おかむらさきを植える土を
ずーっと間違っている

北海道なら悩まないことを
四国の山で悩んでいるのだ



土とは何か?

最近になって
「はっ」と気付いたことがあります。

いつも
その時点で最高の土を作り
植えて来た

2年目からは
夏までに枯らすようなことは無くなった



だからといって
3年目で枯らすことはあるのだ

このことを
「土が間違っていた」と思い続けていた

それが
ちょっと考え方を変更したら
土が間違っていたのでは無い

土が変化するということを
すっかり忘れていたのだと
気付いてしまった。



土とは土が土である時間のことだ

時間が経てば
土は土で無くなる
いやいや
理想の土では無くなる

そして
その土では
おかむらさきは育たない

何が分かったのか
それでは書き残しておこう
忘れないように

つづく
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2017年04月06日 (木) | 編集 |

鉢栽培の場合
ピートモスが主体で
軽い土が使われることが多いのですわ

その他の中身としては
パーライト、バーミキュライト、赤玉土など

これらを混ぜると
保水性もあり
適度に排水する「土」となります。

肥料分は後からの場合もあり
最初に
たい肥と共に
加える場合もあります。

これを数か月管理すると
非常に良い「苗」が完成

さて
私がやっているのは
ここから先のお話

このまま育てると
どうなるのか?



根が巻きます
生産者の皆さんは
ここまで置くことも無い
まず出荷しますから

もしも出荷できなければ
鉢を大きくして再仕込みです。

私は現在
業務用の苗を育てる仕事なので
(道路工事、庭園の植え込み用等)

売れるまでは
このまま管理するのですわ

勝手に鉢を大きくできない
さぁどうする



まぁ
苗には必ず
水やりをするというのが基本なので

水を切らさなければ
何とかなります。

プロなら
毎日仕事なので
やってやれないことはない

これがベランダの鉢なら
けっこう難しいだろうなぁ

この指が指している場所
ここが消耗するのです

ピートモスが分解して
硬い繊維だけが残り
水やりと重力によって
縮む

縮んだ繊維が
突然の乾燥で乾くと
どうなるか

水をはじくのです。

水をはじいて吸水しなくなる
かけてもかけても
地表を滑り落ちる

そして
何よりも問題なのは
そのことに気付かないことなのですわ

ちっょと前までは
普通に吸水していた
気温が高くなって
ピートが分解する
パーライトが流れ落ちる

それに人は気づかない
気付けない

気が付くのはある日だけ

「うわっ、枯らした」

土は土のままではいられない
土は消耗する
土は縮む

土は土で無くなる

あなたの鉢に残っているのは
土だった「繊維くず」と「根が枯れたもの」

半年でこれです
さぁどうする

方法は
あるのでございます。

ちゃんと考え出した
それは…

つづく

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2017年04月07日 (金) | 編集 |


昨日の写真はこれでした
直立するローズマリーの品種

ポットは15センチ
半年で根がぐるぐる巻き

このまま水やりを続けると
真夏までは生き残る



こちらは休耕田組
真夏に枯れたおかむらさきの「土」だったもの

何が起こるのか?

それを語る前に
「ある条件」を
説明しておく必要があるのです。

肥料のことですわ
私は基本的に
肥料は最低限を使用するので
これらの土には
肥料分がほとんど無いものとしましょう



肥料分があったとしたら
土の消耗するスピードが
さらに増すので
樹木の鉢栽培としては
もう
どうしようもないのですわ。

さらには
肥料で植物が成長する
水はどんどん切れる
水をかける
成長する

土は消耗する

これが続く
真夏が来る

真夏は暑い
暑くて湿度が高い

ということで
鉢の土に水をかけて冷やす
植物は蒸散して
気化熱で自らを冷やす

これで枯らすのですわ

水をかける「土」だったものは
硬い繊維が
押しつぶされたものとなっている

これに毎日水をかけると

毎日かけないと
水が切れて枯れてしまうのですわ

繊維が水を吸うようになる
そして
真夏は気温が高く湿度も高い

水を吸った繊維が
高温になって蒸されている

どろどろに煮えたようになり
いつも水浸しになっているので
蒸発が間に合わない

根腐れ
本当は土が腐っているのに
結果だけを見て
「うわっ、根が腐った」

理由は水のやり過ぎだと
勝手に納得するのです。



それでは
この真夏の煮える土を解消しましょう。

土を交換してしまえ
全てを植え替えるのではなくて
消耗する部分だけを
交換したら
うまく行くのではないかな

上の土が保水する
水はけも良い土に替われば
良いのではないのか

そして
その交換する土は
ピートモス主体では無くて…

つづく



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